痛快!経済学 (2)



著者:中谷 巌

販売:集英社インターナショナル

価格:\1,575

媒体:単行本



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 当方、マクロ経済学に詳しいわけでもないが、これはゴミなのではないかと思った。
 「日銀による国債の引き受け」の説明はこう。

「なんだ、それならいちばん簡単だ。日銀に引き受けてもらえば、国債の利払い費も助かる(日銀に支払われた利息の大部分は、やがて財務省に余剰金として上納されるから)のだろうし、誰も腹を痛めないじゃないか」
 一瞬、そう思われた方も多いはず。でも、実のところ、これは大変深刻なインフレを引き起こす可能性が大なのです。

 新たに100兆円というスケールの通貨供給が短時間で増えたとき、いったい何が起きるのでしょうか?
 急激なハイパーインフレ(超インフレ)が起きる−−これがその答えです。

 だと。こういのを、痛快!と言うのか。ま、100兆円が短時間で増えればそうかもしれないけど、そういう仮定で話を進めるものなのか。