陳年茶…

 これは飲めばわかるものだと思う。たぶん、圧倒的な陳年茶を飲めば、陳年茶というものがどういうものであり、どういうふうに偽物ができるのかも、わかる、と思う。迫力が違う。世の中にはというか、中国には変なものがあるものだなと思う。というか、変な世界だと思う。そこに足を引っぱりこませるのも茶商の腕の見せ所かもしれない。