「たんす預金」で1兆ウォン超も日本に比べれば微々

 だが、20兆〜32兆円に上るとされる日本のたんす預金がGDPの4〜6%、現金通貨量の32〜47%(日本金融当局の推定)に相当することを勘案すれば、韓国のそれは微々たる規模。
 日本の場合、ゼロ金利の始まった96年以来、銀行にカネを預けると損をするとの認識が広まり、経済規模に比べ貨幣の保有が異常に増えた。このうち相当部分がたんす預金へとまわったとみられる。