朝日社説 痴呆症支援――私抜きには始まらない

 これはちょっと違う。

 「なにごとも、私たち抜きには始まりません」。自分自身、患者として国際アルツハイマー病協会の理事になり、痴呆症に関する政策の決定にかかわっているクリスティーン・ブライデンさんは、力強く訴えた。その通りだと思う。

 彼女がそういうのはわかる。朝日がその「私」をだぶらせるのは違う。痴呆症でない私たちがどう問われているかが重要。
 ちなみに、クリスティーン・ブライデンさんは、アルツハイマー病ではない。