2004-10-31 朝日社説 痴呆症支援――私抜きには始まらない これはちょっと違う。 「なにごとも、私たち抜きには始まりません」。自分自身、患者として国際アルツハイマー病協会の理事になり、痴呆症に関する政策の決定にかかわっているクリスティーン・ブライデンさんは、力強く訴えた。その通りだと思う。 彼女がそういうのはわかる。朝日がその「私」をだぶらせるのは違う。痴呆症でない私たちがどう問われているかが重要。 ちなみに、クリスティーン・ブライデンさんは、アルツハイマー病ではない。