日経社説 省エネへの世界的な取り組みが必要だ(10/28)

 これには異論。

 一方、直視すべきは今後の一次エネルギー需要の伸びの3分の2を途上国が占め、2030年までに世界のエネルギーの半分を途上国が消費するようになることだ。電力や自動車などエネルギーの恩恵を受ける人口が増えることは歓迎すべきだが、同時に途上国でも省エネを進めなければ世界のエネルギー安定は得られない。

 この認識は正しい。途上国に石油代替はない。しかし、どうも、地球はまだまだ石油を持っている。問題はその今後の埋蔵と地政学、そして、先進国間での政治としての環境問題が重要。端的に日本の場合は、石油依存のままでもたぶんいいし、そのほうがコストが低いので助かるが、多様なねばり強さへの配慮が必要いなる。ま、全体としてはエネルギーを下げる方向がいいだろう。日本は、小さな国になる。