はてなQ 高級な紅茶とは? またはおいしい紅茶とは?

 回答はすでに締め切り。ま、それでいいのかな。
 紅茶好きの放言を少し、放言なので気を悪くされず。アールグレイは論外。セイロンも(ウバやヌワラエリアなどの極上があるが)総じて論外。紅茶はダージーリンに極まる。そして、高級というか定番はセカンドフラッシュ。「美味しんぼ」の浅薄な取材で描くキャッスルトンとかだ。で、それは、もう時代遅れ。というのは、もっと美味しい紅茶の時代になったからだ。
 なにが美味しいか。マカイバリやプッタボンなどのオーガニックがよい。キャッスルトンなどでも極上はあるが、やはり量産だし、樹の弱りはある。中国種のうまみはキャッスルトンにはあり、捨てがたいが、味、香りともに古い。この系ではバラスン、グムティもうまい。
 基本的に中国種がうまい。
 最新の傾向はファーストフラッシュだが、さらに、ウーロンの技法が定着してきた。中国種でウーロンのしたての紅茶は、まさに、飲む香水。この志向はすでに欧米の茶商が目を付けるので、ロットが少ない。いや、実は日本の商社が買っているようでもある。日本の商社はあれを理解していて、日本に流通させてないみたいだ。
 それでも中国茶のような馬鹿な流通はない。ので、購入できる。マカイバリのオーガニックの極上でも買って入れてご覧なさいな。そんなに高くもない。100g、4000円はしない。
 水は軟水で煎れる。いわゆる英国流の入れ方は昔のタイプなので、あまり気にしない。ポットを暖めてコジーを使い保熱に心がけ、4分弱というくらいだ。注ぐときは、異論もあるが、泡立ててるように空気に触れるように、落とすように注ぐと、すると香りが立つ。