20〜40代の高学歴者たちが韓国を離れていく 

主要経済活動年令層である20〜40代の高学歴の人材たちが大挙、韓国を発っている。

正確な移民統計ではないが、外交通商部の資料にもこのような傾向が最近まで続けられ、昨年、世界に移民に行った韓国人のうち、30、40代が43%に達することがわかった。

 若い世代に結果的に追い出されているのかも。
 ちょっと危険な言い方だが、実は、在日問題っていうのはもう存在しないのではないか、もちろん、問題はある。だが、問題は問題としてあるだけで、かつてそれが問題提起された意味づけは大きく変わっているのではないか。日本人も日本社会も変わった。もちろん、変わらない面はある。だが、在日問題は変わらない側面だけとして存在しているのかもしれない。そして、むしろ、日本社会が変わることで変化してしまった在日のありかたを新しく問題提起しなくてはいけないのだろうが、その声はあまり聞こえない。これも危険な言い方だが、いわゆる在日問題がそれを覆っているようにも思える。
 日本人というのは、多民族だ。朝鮮系日本人がいてまるで問題ない。その朝鮮系日本人はどう朝鮮民族と日本というナショナリティを考えているのかが、総合的には見えない。と、このところ思う。というのは、中央アジア朝鮮人をどう包括していくのかがまるで見えないせいもある。朝鮮民族はあの半島に固定されたものではない。鴨緑江で区切られるものでもない。