損保ジャパン、売れ過ぎで新型医療保険の販売見直し

 損害保険大手の損保ジャパンが、今月売り出したばかりの新型終身医療保険の販売を事実上中止する方向で検討していることがわかった。入院した場合の通算支払い限度日数を無制限にしたことに人気が集まり、予想以上に売れたため。同社は「将来の支払いリスクが大きくなる」と判断、設計変更して「無制限」をなくした保険に、近く切り替える方針だ。販売直後の保険が設計変更されるのは、極めて異例。