2002年 国別人権報告書

 キューバは、人権の侵害が日々行われている国であるが、オスワルド・パヤの組織するバレラ・プロジェクトは、キューバ国民の基本的自由に対する渇望を表現する強力な手段となっている。また、マルタ・ベアトリス・ロケの「市民社会促進会議」も、変化を求めるキューバ国民の要求を表明する場を提供している。これらをはじめとする反体制活動が、キューバの政権の権力と抑圧を徐々に弱めつつある。