ブログサバト

 まあ、なにかとブログのきつい一週間だった。特に中国関係は図らずもいろいろ書くことになった。一週間が過ぎてみて、まあ、だいたい私の見立てでよいような推移になっていると思うが。ということは私の今後の不吉な見立てのほうも当たるのか。当たらないほうがよいのだが。

日経新聞社説 米欧と協調し中国を責任大国に導け : 米欧と協調し中国を責任大国に導け  :日本経済新聞

 中国の恣意(しい)的な政策に、最も振り回されているのは日本をはじめ各国の進出企業だろう。日本の対中直接投資の残高は5兆円を超えた。生産拠点の設立や操業などで許認可権限を握る中国当局に対し、日本企業は頭が上がらなかった。

 世界貿易機関WTO)ルール違反の疑いが強い不当な要求がまかり通っているのが、対中ビジネスの現実である。尖閣問題への中国の対応をみれば、手をこまぬいていて外国企業に対する意思決定が公正で透明な方向に向かうとは期待できまい。

 まあ、そうことでもあるんだが。

毎日新聞社説 社説:第三国定住難民 「受け入れ」定着と拡大を - 毎日jp(毎日新聞)

 来日したのは、少数民族カレン族」の人たちである。政府担当者が現地で面接をして選んだ。到着した際、口々に「うれしい」「農業の仕事につきたい」などと語った。

 なぜカレン族がこうした運命となったか、つまりミャンマーの近代史についても受け入れる日本社会がきちんと理解する必要があるのだけど、この社説にもまったく言及がないものだな。

朝日新聞社説 asahi.com(朝日新聞社):社説

 鳩山由紀夫前首相は、東アジア共同体構想を唱えたが、その中で日ロ関係をどう位置づけるかを示す間もなく退陣した。菅直人首相も、メドベージェフ大統領との会談は顔合わせ程度の一度きりだ。中ロの首脳会談は今年だけで5度を数える。

 大枠でいうなら、これも民主党政権の失政で、ロシアも先日の中国と同じように日本がへたれたか試している。

朝日新聞社説 政治介入?―首相は責任を引き受けよ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 外交は、どの政党が政権を担っても困難な対応を迫られる。現内閣への批判は批判として、政権交代の時代に入ったいま、野党にも「ではどうあるべきか」の真剣な検討が望まれる。

 逆。民主党自民党からきちんと学ぶべきであったということ。

曇り

 昨日調べごとをしていて、まあ、世の中苦しむ人がいるし、助ける人もいるなあと思った。明け方、瞑想をしていると、「愛はあなたがそれをどう受け取るかですよ」みたいな啓示があった。そうかもしれんなあ。