産経社説 【主張】郵政株式凍結 次は貯金残高縮小めざせ - MSN産経ニュース

 民業を圧迫する巨大な公的金融を縮小させることこそが、郵政改革の核心なのである。

 迂回させた税補填をしないことと、この2点が核心だとは言える。以前の民主党ならわかっていたのに、政権取ったとたん発狂したみたいなことになってしまった。

産経社説 【主張】普天間問題 年内決着へ再考が必要だ - MSN産経ニュース

 案外鳩山さんは辺野古移設を発表して辞任するんじゃないかな。
 ⇒ルース米大使が日本側に激怒 岡田外相らの面前で大声張り上げる 普天間移設の年内決着断念で - MSN産経ニュース

 関係者によると、少人数会合に移った後、米国のルース駐日大使がそれまでの穏やかな語り口を一変させた。「いつも温厚」(防衛省筋)で知られるルース氏は、岡田克也外相と北沢俊美防衛相を前に顔を真っ赤にして大声を張り上げ、年内決着を先送りにする方針を伝えた日本側に怒りをあらわにした、という。

 これは怒っても不思議ではないと私は思うが。
 背景⇒FNNニュース: 鳩山首相、米側に日米...

11月から始まった普天間移設問題を話し合う日米作業部会を通じて、鳩山首相アメリカ側に、日米合意を重視するともとれる極秘書簡を送っていたことが明らかになった。
11月13日の日米首脳会談の翌日、鳩山首相が外遊先で、記者団に対して、今後の協議について、「日米合意を前提にしたものではない」と発言し、両首脳の認識のずれが表面化したと報じられたことについて、鳩山首相は、ルース駐日大使にあてた書簡で「心配されているかもしれないが、そうした報道などに惑わされないでください」と伝えていた。
県内移設の「日米合意重視」ととれる内容だけに、今後波紋も呼ぶものとみられる。

 こういうのは世間では「二枚舌」というのですけどね。

毎日社説 社説:診療報酬 まず診療科の格差正せ - 毎日jp(毎日新聞)

 これは毎日新聞の理屈も一理あるなと思う。

 ただ、診療報酬を上げれば本当に医師不足が解消するのかどうかは慎重に見極めなければならない。診療報酬体系で医師の技術に対するドクターフィーと施設の維持管理の経費であるホスピタルフィーの区分けがないため、診療報酬を上げても医師の給与ではなく病院の維持管理費に回ってしまうという指摘もある。産科や小児科から医師がいなくなるのは、激務に加えて医療事故などで訴訟を起こされるリスクが高いためで、給与だけ上げても効果は限定的ともいわれる。
 また、忘れてはならないのは診療報酬を上げれば患者負担が増えることだ。窓口負担だけでなく、医療保険はどこも火の車である。完全失業者は340万人を超え、物価や公務員給与がずっと下落傾向にある中で、国民の理解は得られるだろうか。

読売社説 鳩山「巨額資金」 検察と国税は厳正に対処せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 1992年、金丸信・元自民党副総裁が5億円の違法献金を受けたことが明るみに出た際、東京地検は本人に事情聴取しないまま上申書提出だけで略式起訴した。
 これが国民の反発を買い、4万件の告発が寄せられた事実を忘れてはなるまい。検察は国民の視点に立ち、捜査を尽くすべきだ。

 今回の国民の反応は逆みたい。

 母親からの資金提供は、「貸付金」にしては、常識外れの大きさだ。しかも、借用書や返済についての取り決めはなかった。
 国税当局が贈与と認定した場合は、単純な申告漏れでも首相に4億円以上の納税義務が生じる。
 貸付金か贈与かは、国税当局が実態に応じて判断するが、一国の首相に甘い対応をとれば、国民は不公平感を募らせ、納税に対して疑問を抱きかねない。
 読売新聞には、「11億円ももらって知らぬ存ぜぬでは済まされない」「もう税金を納めたくない」という声が寄せられている。

 まあ、これで脱税じゃないというなら、税徴収がだいぶ緩和されたことになるだろう。そういうナッジを国も与えたいのではないかな。
 余談だが、先日鳩山さんが「国というものがわからない」発言をして叩かれていたが、国というのはこういう、税徴収のナッジなどをなんとなく決める幻想的な法人格なので、わからないという印象をもつことはあってもおかしくはないかとは思った。

朝日社説 キレる子ども―目を向ける大人をもっと

 教師や同級生に暴力をふるったり、モノに当たって壊したり。児童生徒の暴力行為が増え続けていることが、文部科学省の昨年度の集計でわかった。特に小中学生の変化が著しい。
 廊下で肩が触れただけで、胸ぐらをつかみあう。授業中に騒いだことを注意され、すぐ何かを投げつける。相手に病院に行くほどのケガをさせた例は、1万件を超えた。
 感情を、言葉で表す力が未熟なまま、爆発させる。学校から報告されるのは、驚くほど簡単にキレてしまう子どもの姿だ。子どもがここまで変わってしまったのは、どんな要因があるのか。文科省は本格的な調査・分析に乗り出し、対策を考えるべきだろう。

 万年の話題だが。
 キレるのは子どもばかりではないと思うが。

晴れ・ログイン

 時の経つのが速い。魚屋にもう正月物が並んでいたが、でもまだ予約は早いかと思った。夢は見て、覚えているが、気持ちの悪いタイプの悪夢だったので忘れたい。
 今日はもう曲はやめようと思ったけど⇒Ryuichi Sakamoto-The Sheltering Sky
 これ音がだいぶ悪い。

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1996: 坂本龍一: 音楽
 この収録がよいですよ。他にもこのアルバムはグッド。ただ、坂本さんへの関心はこのあたりから自分はなくなった。

小説のほうは読んでないが

 猫猫先生中島ギドーの小説を読む - 猫を償うに猫をもってせよ

 なお母親は98年の時点でガンだと小説にあるが、その後どうなったのかは知らない。

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愛という試練: 中島 義道
 これに書いてある話ではないかな。
 私はこれはこれで感動的な話だった。