言うに野暮だが…

 ウ⇒アメリカ「カトリーナ後」の孤立主義と自滅主義

 ハリケーンカトリーナ」がアメリカ南部に大きな被害をもたらしてから2週間、アメリカの言論界では「カトリーナを機にアメリカは変わった」とする主張が、保守派から出てきている。

 ほぉ、そりゃ、面白いね、そうかね。

 彼らの主張は「今のアメリカ政府は、国内のハリケーン対策も満足にできないのに、国外のイラクアフガニスタンに介入し、資金と人命を無駄に使っている。ハリケーンの被害を受けて分かったのは、こんな状態はもうやめるべきだということだ。アメリカは、国外に対する介入を減らし、国内問題の解決に傾注すべきである」というものだ。(関連記事

 ほぉ、その関連記事とやらはこれか。

Katrina's Global Lessons
 
By Jim Hoagland
 
Wednesday, September 7, 2005; Page A25
 
MOSCOW -- Hurricane Katrina has raked a vivid scar across America's image abroad -- and left its marks on President Bush's ambitious foreign policy agenda as well. Overcoming these setbacks will require a demonstration that the United States under Bush is not an irrevocably weakened and divided nation about to turn inward on its own problems.
 
The stories and images of lawlessness, refugees dying of deprivation or mayhem, and the desperation of befouled human sanctuaries in New Orleans have at times resembled dispatches from Darfur or Afghanistan. The initial shock abroad comes not from the sights of such human misery but from the fact that it occurred in the United States, which has always been quick both to help and to lecture those swept up in natural and man-made disasters in foreign lands.

 はて?
 「アメリカは、国外に対する介入を減らし、国内問題の解決に傾注すべきである」なんてどこに書いてある。この段落の下のほうにもなさげ。

 アメリカには以前から「世界のことに積極的に関与すべきだ」と主張する「国際主義」と、「関与すべきでない」と主張する「孤立主義」という対立する考え方が存在している。イラク占領とカトリーナ襲来という2つの失敗を機に、アメリカの世論は孤立主義の方向に傾き出した観がある。(関連記事

 で、今度の関連記事は antiwar.com。さっきは Washington Postでしょ。Washington Postを antiwar.comにつなげてしまうわけ?
 っていうか、こっちの記事…

Will Katrina Bring an Isolationist Revival?
 
by Jim Lobe
It was Jim Hoagland, the Washington Post's liberal hawk par excellence, who first pondered the possible foreign policy consequences of Hurricane Katrina and the destruction of New Orleans.
 
"Will post-Katrina America," he asked in his regular column, "be humbler, more cooperative, and more understanding of other nations' problems and failures?
 
"Or will the United States let its active engagement in the world's human and political crises become another casualty of Katrina's winds and floodwaters ? and of the political turmoil they have triggered?"

 つまり、ウさんが、Washington Postの Jim Hoaglandのコラムを引っ張ってきたのは、こっちを先に読んで同じストーリーの仕立てにしたということでしょ。
 つまり、antiwar.comでベタということでしょ。
 ……(沈黙)

言うにさらに野暮だが…

 というか誤解されるだろうけど。
 カトリーナ被害でブッシュ叩きの様相は、もう、なんでもいいからブッシュを叩いてさっさと北京レイムダックにしちゃえに見える。
 FEMAは連邦なんで災害の一時的な責務は州政府。しかも、州政府はこうした際にFEMAガイドラインに従っていたけでダメでしたというならまだしも云々。

はてなQ あなたはブクマされたことがありますか?

(貴方のエントリが貴方以外の誰かの「はてなブックマーク」に追加されたことがありますか?)

 ふーんなQAなのだが…。
 ブクマって3つ以上だとアレだよね。
 ってことは、なんか徒党を組めばブクマで意図的なアピールとかできげなんだけど、なのに、それは、なさげ、みたい、だよね、三文字。

ナグ・チャンパ

 のソープが来て、数日使っているのだが、気分はもうサイババ…な、わけねーです。
 しかし、めちゃインド。
 インドのチャンパとラオスのあれは同じか?
 嘉義県県花でもあるらしい。台湾では見なかったような。
 ⇒キンコウボク
 ⇒Wiesen Kurier:天の香り
 ナグ・チャンパにすると白檀も混ぜているらしいのだが、白檀以外のスパイシーな感じもあり、なんでしょかね?
 白檀系もそうなんだけど、ほのかと思いきや、けっこう強いんだよね。体温で薫るし。

ドイツの総選挙だが

 ⇒独総選挙:与野党伯仲の混迷政局 結果は米英の思惑外れ
 3議席か1議席かという情報が錯綜。その差で言うならメルケルの勝ち。
 海外だと、No WinnerとかDead lockとあり、市場も崩れだしたので、メルケルの負けと言ってもいいかなとは思う。
 ほいで、私の今回の勇気の逆バリだけど、ま、負け惜しみってことはないけど、ジャーナリズムよりは現状を当てたんではないか。ま、シュレーダーということではないので、ハズシだよハズシといわれるにヤブサカですが。
 いずれにせよ連立混迷は予想はされていたけど、ここまで混迷とはね。
 欧米では日本の総選挙をギャンブルとか抜かしてドイツに着目こいてたのが多かったのだけど、歴史の動きというのはこんなもんすよ。

しかし、考えようによってはヘーゲル的というか

 EU憲法(俗称)はコケたし(フランス沈没)
 ウクライナももうコケでいいでしょ。
 ほいで、ドイツもぼわわわん。
 なにもこうした動向にほれみとか言わない。現実と歴史ってすげーもんだなとは思う。

北朝鮮…

 ⇒6カ国協議:北朝鮮の核放棄など盛る 共同声明採択
 ま、進歩は進歩でしょ。
 軽水炉が残るわけで、嘘つき北朝鮮(と言っていいでしょ、嘘の実績があるんだし)のことですから、また、ひょっこし核武装とか言い出すのでしょう。
 ま、今回の動きの裏の中国が気になる。
 まだよくわからないのだが、韓国からの送電案っていうのは、中国の差し金じゃないの。ってか、韓国すでに中国様にひれ伏してますか?

83歳まで生きればいいっしょ

 とは思う。
 ⇒ダイエー創業者、中内氏が死去
 ま、いろいろ思うことはある。引き際とか。
 でも、なんか、すべて、終わったこと。
 でもない話もあるんだけど…俺に関係ないし…たぶん。