今日の新聞各紙社説は…

 ロンドンテロだが、なんかピントがずれていると思う。特に新しい兆候はないように思う。
 人民元問題はバスケットとユーロの関係でも論じるといいのだけど、読むに値するような内容はなし。
 それにしても朝日の「中国の軍事力 不信感ぬぐう努力を」はへなへなになりました、とさ。

●日経社説 人民元改革を国際不均衡是正の一歩に

 パス。内容なし。

●産経社説 中国の軍事力 台湾への武力行使放棄を

 これは正論だな。
 台湾は侵略意志はないのだし。やる気になればきちんと軍事解除できるはず。

●毎日社説 人民元切り上げ 慎重に、しかし大胆な改革を

 一瞬日付を間違えたかと思った。

●毎日社説 自衛隊法改正 一段と重くなった政治の責任

 こんな感じかな、社説は。
 三菱重工に食い込めないのだろうな。
 ⇒迎撃ミサイルのライセンス生産で合意=三菱重工が契約へ−日米

●読売社説 [中医協改革]「法改正待たずに体制を整えよ」

 よくわからない。
 「法改正待たずに体制を整えよ」はナンセンスにしか聞こえない。

●朝日社説 中国の軍事力 不信感ぬぐう努力を

 ふへぇ、へなへな。
 もっときちんと批判しろよってか、批判先は情報開示ということか。ふへぇ、へなへな。

●朝日社説 英国テロ 真の勇気が試される

 パス。すごいはずし。

帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて



著者:小谷野 敦

販売:筑摩書房

価格:\735

媒体:新書



通常24時間以内に発送

 前作より読みづらい。というか、文学趣味がちょっときつすぎ。
 提示されている問題意識はとても重要だと思うが、こういう提出できちんと議論されるだろうか。
 もうちょっと整理し、くずして書いてよかったのではないか。
 そんなところかな。
 本人の離婚談が書けないところが残念。
 岸本葉子の写真がお宝というのがちょっと泣ける。

おもひでぽろぽろ



著者:

販売:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

価格:\4,935

媒体:DVD



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 気になっているわりに、なんか見落としていて、その後もなんか見ようと思うに縁がなかったのだが、ようやく見た。ディテールはわかりすぎるほどわかる。主人公は私より2、3歳年上。ここはちょっと世代差があり、あちら側はちょっと全共闘っぽい。
 設定の82年もよくわかる。
 とにかくディテールが面白い。
 話は、表面的にはつまんない農本主義というか、農家に嫁に行け、と見られてしまうのだろう。そうではないのだ。日本の風景というのは女が作ったのだということなのだが、ま、それ以上、野暮は言うまい。
 ま、こんな作品かな、よく作ったなと思ったが、エンディングで不意打ちを食らった。まいった。撃沈。泣いた泣いた。不覚にも泣くのは久しぶりだった。
 そのあとしばしいろいろ思った。
 ある意味では難しいメッセージだけど、ある人にはすんなり受け入れられるだろう。その差がとても微妙というか、本来なら商業的には成功しえない。このあたりに、宮崎駿の本質的な意気込みがあるのだろうなと思う。考えようによっては、昨今の作品は土台ならしのようなものかもしれない。

はてなQ 夏だっ! やっぱりカキ氷ですよね♪ そこで・・・どんな味が好きですか?

 ぁぁ。
 かき氷の本質は味じゃないと思うが。氷と、歯だと思う。
 ま、私はそれほどかき氷は好きではないので、ちょっと言うに薄いのだけど。