R30 実はコンピューターフリークなR30でした。
パチパチパチ(拍手)。
ところで、現状のコンピューターは、ヒューリスティックなものじゃなくて、アフォーダンスに向かっているのではないか。ますます、マネッコというか。
先日、クローズアップ現代で、義足ロボットをやっていたが、面白かった。あれなんかも、基本的にアフォーダンスだよなと思った。
アフォーダンス理論は個別には適用しやすいし、ま、適当に敷くんだカラクリがそれがアフォーダンスだとかぬかせばいいのだが、哲学的に考えていくとよくわからない。
およそ意志とか自我なども高次のアフォーダンスに組み込まれるだろう。自我が受動的に発生するというのはそれほど難しいわけでもなく、バイオコンなんかでもシミュレートすときはそうするしかないのだろう。つまり、制御という概念は実は、高次の作業には向かないと。
で、? 私はコンピューターフリーク? 16ビットが限界ですが。
日経社説 サムスン、1兆円利益の衝撃
これがよくわからない。日経ともあろうものがサムスンのカラクリを知らないというのだろうか。先日の梅田さんの話も似たようものだが。
サムスンによると、2003年決算で純利益が100億ドルを超えた企業は世界で9社しかなく、製造業ではトヨタ自動車だけ。サムスン電子はこれに続くことになる。純利益が1兆円といえば、松下電器産業や東芝、日立製作所など日本の電機業界大手が束になってもかなわない収益力だ。株式の時価総額も約6兆5000億円に達する。国内電機業界最大の松下でも約4兆円だから、はるかに及ばない。日本の製造業でサムスン電子をしのぐ会社といえば、トヨタぐらいしかない。
あほくさ。日本がなければ、サムスンは倒れるよ、サムスンの利益は日本の利益でもあるよ(あるいは直利益でなくても間接的に日本が利する)、日本は国を守るために時価総額を出せないようにしているのだよ、ってなことをきちんと説明する人はいないものか。
日経社説 構造改革を忘れたFTA交渉では困る
それは言うだけ無駄。
産経社説 脱北会見妨害 国際常識欠く中国の対応
中国の対外イメージを損なったのは国際常識を欠く外務省報道官の発言だけではない。韓国側が借りた国際ホテルの部屋に、中国の官憲はわが物顔で踏み込み、議員や記者を蹂躙(じゅうりん)したこともそうだ。中国は強大な警察国家であり、国際ホテルにも治安要員が常駐し、電話盗聴などをしている。今回の事件では対外開放のイメージとは逆に、外国人の権利も保障されない一面を暴露した。
中国ほんとサイテー。
毎日社説 スマトラ沖大地震 二次被害を食い止めよう
それはわかる。でも日本がすべきことはアフリカの支援などもうちょっと全体を見る目だ。
読売社説 [社保庁不祥事]「調査結果を抜本改革に生かせ」
そういうこと。ちょっと裏を感じるけど。
朝日社説 保育と教育――一本化への道筋を示せ
ある意味でよくわからない。施設の問題かよ、ということだ。もうちょっというと、汎用のコミュニティセンターというか広がりのあるそういう箱はできないのか。老人のデイケアの箱、子供の箱、公的S学会の箱みたいな現状ではなく。
朝日社説 社会保険庁――解体しか道はない
基本的に異論はない。というか、この社説読みながら、自分の愚かさに気付かされたという点で感謝したいくらいだ。愚かさ…実際的ではない急進的な正義を語ること。朝日の提言はただの自己満。
アフリカ支援するとなんかいいことあるのかな
⇒極東ブログ「世界子供白書2005を巡って」
⇒極東ブログ「ゴードン・ブラウン、その救世主的な情熱」
ちなみに、いいことを端的に言えば、「私が人間として存在(human being)していると認識できること」。
邱先生 テレビの広告には逆効果もあります
ま、そういこと。
というか、テレビの広告が成立するのは、大企業があるからか。地方TVだとけっこう笑える広告ばっかだしな。
大企業となると個別の商品だけをCMというわけにもいかないか、いくとしても無駄になるのでは。
それにしても、昨年の上湯麺がすごい惨状だったなぁ。
母親の3割は「自分も現役ゲーマー」
そうだろな。
感動して泣ける本を教えてください。
条件としては
現在も購入可能。
実際にご自分で読まれたことがある。感想も聞かせてください。
闘病・死にネタ・漫画・児童書は除く。
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ダンス・ダンス・ダンス〈上〉
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Prediction: India, China will be economic giants
ま、そうなるだろうと。
しかし、ふと考えてみると、別段、中国、インドが強いわけでもない。ただでかくて、権力を集約しているだけにすぎない。しかも中国はだめだめ方式で。
EUなども超国家的に集約しているわけだが、ようするに国力というのは、この集約力によるのであって、ネーションステーツの問題とは言い難い、というか、結局、こうした人口が膨れましたですぅ先進国のおこぼれが来ましたですぅ的な事実上の超国家的国家というのは、その内在的なパワーで一旦は民族的に解体されるのだろうと思う。
っていうか、そういう契機を越えたEU、米、日本というのは、やっぱり強いのだろうなという感じがする。問題は、これとてもスケールメリットなのであって、韓国とかはどうなるのだろうか。
日本は半世紀後にはフランスより小さな国となってもはや台頭は無理だろう。問題はそのころの近隣の状況だろうな。ま、俺なんかいない世界だが。
中国の…
国力というか経済力は、擬似的にはEU的なものになるのだろうが、実際は権力の配分方式が違いすぎる。っていうか、経済というのは端的に政治の従属にすぎないよ、ということだ。
問題はむしろ、自由主義経済というのは、実際には米国の支配構造と類似というというか同形というか同じというかEUってわかってんのかおめーらというか。
飛躍するがようするに中国が軍事化を進めざるをえないのは、シモーヌ・ヴェイユの命題ではないが国民を威嚇するためだろう。天安門とは偶発的なものではなく本質的なものだったのだ。
それをどう越えていくのか? ウクライナのオレンジ革命だかしゃらくせいみたいななまっちょろいことが東アジアで通用するわけもない。
っていうか、現実的には、日本の未来っていうのは選択肢っていうものはないな。というか、選択肢があったとして日本にとって意味もあるものでもあるまい。
っていうか、マジに日本は平和国家のポーズで独自色を出すしかないのだろう。なんかお笑いみたいだが、他になにができる?
はてなQ 理系出身のサガなのか…
花粉症に効果があるという「杉茶」に興味を持っているのですが、これの分析や研究をやっている大学教授(もしくは公的な研究所の研究員)の方っていないのでしょうか? 理系出身のサガなのか、専門家のコメントがどうしても読みたくなってしまうんです。よろしくお願いいたします。
ウンコメみたいだが、理科系だったら、「杉茶」になんか関心もたないでよ。
杉茶にそういう成分があるにせよ、標準化する方向で考えないと、つまり、あれですよ、イチョウ葉エキスが良いからってイチョウ葉でお茶という愚になりかねない。イチョウの葉はギンコール酸が含まれているので有害。だから、ちゃんと精製抽出法があるわけですよ。
で、杉茶だかなんだかわからないけど、まずは、ちゃんとPubMedをひきなさいって。そこに研究がなく、かつ伝統薬でないものなんかに手を出してはだめ。
それと、理系なら花粉症というものがどういうものなのか、それを緩和させるストラテジーにはどのようなものがあるか。それによって薬剤はどのように効くのか…と考えなくては。
っていうか、花粉症なら変な民間療法に関心を持たず、塩酸フェキソフェナジンを処方してもらうが吉。