今日の大手紙社説

 中国外交についてはこれは単純に中国大丈夫かという以上はない。社説も特にそれ以上なし。というか、記者のネタもないのだろうな。
 COP10が共通の話題だが、まあ、大丈夫なんかな大手紙さん。社内にフォローしている記者はいないか、取材レベルからできてない感じ。これで中国と特許問題で揉めてレアアースみたいに騒ぎだしたら馬鹿すぎ。

産経新聞社説 【主張】名古屋議定書 配分益は多様性に生かせ - MSN産経ニュース

 何事にも資金はいる。だが、カネでは買えないものの代表が生物多様性ではないか。金塊を積んでも絶滅した生物は再生しない。生物や自然を、経済価値のみで測って恥じない風潮が強まるようなことになれば本末転倒だ。

 産経も与太だ。

毎日新聞社説 社説:名古屋議定書 社会を変える転機に - 毎日jp(毎日新聞)

 毎日新聞の報道のほうはよいのに、社説はがくっと落ちる。

 微生物や動植物を利用した抗生物質抗がん剤だけではない。受粉に役立つミツバチのように、いなくなると産業への打撃となる生き物もいる。森林は土壌や水質の保全にも役立っている。

 大学の研究にも影響するんだよ。

読売新聞社説 名古屋議定書 生物の多様性を守る出発点に : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これもなあ。

 その一方で、アフリカ諸国の提案を取り入れ、利益配分の一部を原資にする多国間の基金創設が議定書に盛り込まれた。
 松本環境相が「各国代表が歯がゆい思いで譲歩し、妥協した結果」と語ったように、先進国と途上国双方の譲歩の末に採択された議定書だったといえる。

 どうもABSのことがわかってなさげ。

朝日新聞社説 生物多様性―誇りを持って名古屋から : asahi.com(朝日新聞社):社説

 誰だこんな社説書かせたのは。大丈夫か朝日新聞

 しかし、成功に浮かれている時間はない。
 地球環境問題で国際社会の対応は順調といえない。乱開発による生態系の破壊はいっそう速度を増している。温暖化の規制づくりは足踏みしている。
 これらの分野で主導する国になりたい。今回のように、重要な国際会議を開いて成果を上げることの意味は大きい。国内の関心が高まり、NGOが育ち、国際社会での発言力が増す。

 なにこれ。KYOTOとNAGOYAの違いわかってないんじゃないか。
 社内にABSのことわかっている人がいないのか?

曇り

 台風一過とはいかない。ハロウィンである。明日からは本格的クリスマス商戦。ドルが安いのでいろいろ米国から買おうかなとかつい思う。ITMSで簡単に曲が買える時代だが、ドル安を考慮してないので、米アマゾンからのほうが安価になってきた。と思ったら、その価格を日本アマゾンがフォローしている。すごいとしかいいようがない。そういえば先日、ある商品をいつもショップから買おうと思ったが送料が高いので、ためしに米アマゾン経由でかったら、送料が安かった。呆れた。