ブログサバト
速かったといえば速かった。体調すぐれず。
ブログを長く書いてきたがあまり読まれないものだなと思う。つまらんものを読めとも言えないだろうし、ブログというのはマスメディアでもない。ブログがなんであるかは手探りで自分で孤独に切り開いていくしかない。
追記するかも。
日経春秋 春秋(9/18)
さて少しは気分を変える話題はないかと見渡せば、一世を風(ふう)靡(び)した米国のフォークグループPP&Mの女性ボーカル、マリー・トラバースさんの訃(ふ)報(ほう)を知った。「風に吹かれて」もいいが「レモンツリー」も「パフ」もいい。あの切々たる歌声に魅せられた方も多かろう。耳によみがえる「哀演」「愁演」である。
ええ。
日経社説 亀井さん、冷静に企業金融支援を考えて( : NIKKEI NET(日経ネット)
亀井氏はさらに踏み込んで「少なくとも3年程度、返済猶予(モラトリアム)を実施すべく取り組む」と法制化を急ぐ考えを述べた。どんな制度をつくるのか、条件や対象をどう決めるのかといった詳細はまだ決まっていないと自ら認めている。
だが、これまでの発言からは、あたかも民間の銀行や信用金庫の負担で、融資の取り立てを強制的に止める「徳政令」のようなものを想定しているようにも聞こえる。そうだとすれば論外である。
融資は貸し手の金融機関と借り手の契約関係で成り立っている。国内銀行の中小企業向け融資の残高は280兆円に上る。利ざやが1%と仮定すれば、金利返済の猶予で年間3兆円近い損失が生じる。
政府がこのような措置を強いるのは資本主義の仕組みではあり得ない。金融不安を広げたり、金融機関がかえって新規融資に慎重になったりする弊害も考えられる。「借りたお金は返す」という規律も乱れる。
「資本主義の仕組みではあり得ない」と思うのでこれこそジョークだと思っていたのだが、振り回される分野がどうにもならない少子化問題みたいなところじゃなくて、リアルマネーの世界なので困ったものだ。
読売社説 地価下落加速 政策の後押しで歯止めかけよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
NHK7でも数値を上げていて下がるもんだなとは思った。これはどうしていいのかわからない。自然的な調整かなとも思うが(というか、外資が買う魅力もなくなってよいのかも)。
朝日社説 気候変動サミット―世界動かす環境外交を : asahi.com(朝日新聞社)
フィナンシャルタイムズなら他国のこととして鳩山ヴィジョンを面白がっていてもいいが、この問題、国民生活へのかなりの負担を強いることになるのだが、そこで国民の合意が取れているとはとうてい思えないのだが。ついでにいうと後期高齢者医療制度廃止もその意味が国民合意になっているとは思えない。
⇒後期高齢者医療制度、「地域保険」へ再編検討 新政権 : NIKKEI NET(日経ネット)
内情はわからないけど、保険の体裁をもっているだけでも厚労省ウマーですよ。
朝日社説 八ツ場ダム―新政権の力量を見せよ : asahi.com(朝日新聞社)
何がいいたい社説なのだろうか。
前原氏は今週末からの連休中にも地元を訪問する予定だ。ダムに頼らない地域振興策と住民の生活再建策をじっくりと練ってほしい。巨額の補償も覚悟しなければいけないかもしれない。
いちおう文脈的には八ツ場ダム建設中止を支持していると読めるのだが、なぜ朝日がそれを支持しているかというと政権が決めたからだという以外は読み取れない。
私はこの問題がわからない。メリットとデメリットについてのまとまったものを見ていないせいもある。たぶん、それはどこかにあるのだろうが、あるならなぜそれを朝日新聞は提示できないのだろうか。あるは提示しているのだろうか。わからない。
基本的にはダムには無駄なものもあり必要なものもある、不要なものでも全体コストを抑える面から推進することもある、ということではないかと思うが。