今日の大手紙社説

 特になし。
 オバマのことを持ち上げる話題ならこっちのほうがよいと思うけど。
 こっち⇒First Lady’s Guests Reflect Speech Themes - NYTimes.com

Mr. Obama used a line in Ty’Sheoma’s letter, “We are not quitters,” as one of his closing themes.


 ⇒Transcript - President Obama’s Address to Congress - Text - NYTimes.com

OBAMA: I think about Ty'Sheoma Bethea, the young girl from that school I visited in Dillon, South Carolina, a place where the ceilings leak, the paint peels off the walls, and they have to stop teaching six times a day because the train barrels by their classroom.
 
She had been told that her school is hopeless. But the other day after class, she went to the public library and typed up a letter to the people sitting in this chamber. She even asked her principal for the money to buy a stamp.
 
The letter asks us for help and says, "We are just students trying to become lawyers, doctors, congressmen like yourself, and one day president, so we can make a change to not just the state of South Carolina, but also the world. We are not quitters."
 
That's what she said: "We are not quitters." These words...
 
(APPLAUSE)
 
These words and these stories tell us something about the spirit of the people who sent us here.

 ⇒河北新報ニュース オバマ演説全文(5)

 そして、わたしが訪れたサウスカロライナ州ディロンの学校の少女、ティシェーマ・ベシアさんのことを思う。彼女の学校では天井から雨漏りし、壁のペンキははげ落ち、教室のすぐ脇を列車が走るために授業を1日に6回も中断しなければならない。学校はあきらめていると聞かされたが、ある日の放課後、彼女は図書館に行き、ここにいる皆さんにあてて手紙を書き上げた。校長先生に切手代をもらい、手紙で助けを求めた。
 「わたしたち学生は法律家や医師、皆さんのような議員に、そしていつの日か大統領になろうと努力しています。わたしたちはサウスカロライナ州だけではなく、世界に変化をもたらすことができるのです。簡単にあきらめたりしません」
 彼女はそう言った。
 【決意】
 われわれはあきらめない。
 これらの言葉や逸話は、われわれをこの場所に送り出した人々の精神を物語っている。

日経社説 米国民をしかったリーダー : NIKKEI NET(日経ネット)

 全体として米国の経済危機を正直にとらえて国民に意識変革を求め、長期的視野からまっとうな政策をとるという誠実な姿勢が感じられる。米国の経済危機がそれだけ根深いことの裏返しともいえるが、人気取りに走らず、地道に問題に取り組もうという構えに期待したい。日本の指導者もそれを参考にする余地は大いにあるのではなかろうか。

 いやすでにオバマの政策は遅きに失しているし、日本にそんな余裕はないよ。
 ⇒Robert J. Samuelson - Obama's Stunted Economic Stimulus - washingtonpost.com

日経社説 「日本の首相」とオバマ氏の会談だった : NIKKEI NET(日経ネット)

 一方、内政も外交に影響する。麻生氏を日本の首相としては大切にもてなすが、政治家同士の個人的な関係を築く気持ちにならない――。日本の内政の現実を直視すれば、仮にオバマ大統領が、そう考えたとしても無理はない。

 そもそもそんなに日本の内政に関心はもってないんじゃないか、というか、欧米は契約の国だし、だから普天間基地問題が、クリントンのケツ拭きとしても、重要だし、と。

毎日社説 社説:日米首脳会談 外交は国民の支持あってこそ - 毎日jp(毎日新聞)

 米側のそっけない対応ぶりは、支持率低下に歯止めがかからず失速寸前の麻生政権の今後をにらんでのことかもしれない。「招待するのは個人ではなく日本の首相」(米国務省)と割り切っているのだろう。外交は国民の支持があってこそ推進できるものである。

 これも下品な締めでナイス。下衆とまでは言わないが。

読売社説 オバマ議会演説 経済再生への決意は示したが : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 長期化する二つの戦争を見直し、公約だった米軍の段階的撤収などイラク戦争終了の方策を週内に発表する。その一方、1万7000人の米兵を増派するアフガニスタンについては、包括的な新戦略を近く策定する、という。
 日本や北大西洋条約機構NATO)諸国はじめ関係国とコストを分担することで、米国の負担軽減を図る狙いがあろう。
 オバマ政権にとって、同盟国との協調は、ますます重要性を帯びてきている。

 コストだけが問題ではないんですけどね。

朝日社説 オバマ演説―大統領を待つ多難と希望 : asahi.com(朝日新聞社):社説

イラクが再び混乱したり、アフガン情勢が泥沼化したりしては、経済再生も絵に描いたモチになりかねない。

 でも、多分、イラクは再び混乱し、アフガン情勢は泥沼化し、経済再生も絵に描いた餅になるよ。特に最後のは、すでに遅きに失してしまったから。

朝日社説 日米首脳会談―弱い首相の外交の軽さ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 ぉぉっ、この下品な書き出しは嫌いではないな。

 「これほど政権基盤が弱っている麻生首相に対米外交を任せられるのか」「米国はそんな首相をなぜ、ホワイトハウスに最初に招いたのか」。そうした疑問が少しも不思議でない状況の中で、オバマ大統領との初の首脳会談が実現した。
 とはいえ、会談にはそれなりの大きな意義があった。

 とはいえ、社説にこの下品さはちょっとな。

それでもオバマ大統領にとって最も重要な施政方針演説の日に会談日程を入れたのは、首相が誰であれ「日本重視」で臨むというメッセージを、日本国民に送りたかったということに違いない。

 「首相が誰であれ」というのが当たり前ですよ、民主主義国家なんだから。

曇り

 外気の冷えに恐れをなしてやや運動不足気味。体の疲れ感というか、糞ぉ年食った感があるが、それでもなんとなく微妙に鬱に沈まない。軽い躁状態にあるのかなとも思うがよくわからない。それほどでもないだろうか。それに関連しているのかわからないが、ネットが少し遠く感じられる。どれも客観的に考えようとしてみると、ネットなど遠いはずだし、躁鬱といったものも微細なものなのだろうが。夢は覚えていない。見たはずだと思う。また未明に起きたかと思ったら六時台で、冷えのこわばり感もあったがラジオを付け、朝食の用意を始めた。

FUN IS HAD WHEN YOU ADVENTURE WITH FRIENDS.

 ⇒http://img.photobucket.com/albums/v669/BEUndertaker/console5.png
 ⇒GoNintendo » Blog Archive » The console wars are over!- What are you waiting for?
 Fun is Had When you adventure with friends.
 ← Fun is Had by you ( OR by all ) When you adventure with friends.
 ← You have Fun When you adventure with friends.
 かな。
 それと⇒極東ブログ: 英語の動詞には未来形はない

ほぉ、小沢さん変わらないか

 ⇒小沢氏の「第7艦隊で十分」発言、与野党に波紋 : NIKKEI NET(日経ネット):政治ニュース−政策、国会など政治関連から行政ニュースまで

 民主党小沢一郎代表が24日に「米国の極東におけるプレゼンス(存在)は第7艦隊で十分」などと発言したことが与野党に波紋を広げた。政権を獲得すれば在日米軍基地を縮小する代わりに独自の防衛力を強化するとの受け止めも可能なためだ。
 自民党尾辻秀久参院議員会長は25日、「日米の防衛問題の実情に無知な極めて不見識な発言だ」と批判。「日米同盟にヒビが入る」(与党幹部)との声も出た。
 社民党福島瑞穂党首は記者会見で「あとは日本でやるということなら意味が違ってくる」と指摘。共産党志位和夫委員長も記者団に「軍拡の道を進むことで対等のパートナーになるというのは間違った道だ」と語った。

 ⇒NHKニュース 自民 小沢氏の米軍発言を批判

民主党の小沢代表は、25日、在日アメリカ軍の再編に関連して、「自分たちにかかわることは、できるだけ自分たちでやるという覚悟をもってやれば、そんなにアメリカ軍の実働部隊を日本に置いておく必要はない。横須賀に拠点を置くアメリカ海軍第7艦隊の存在で、おおむね十分ではないか」と述べました。これに対し、自民党の各派閥の会合で批判が相次ぎました。このうち、自民党の町村前官房長官は「小沢代表の発言は暴論以外のなにものでもない。自力で軍事力を持つということかもしれないが、それならば防衛費を今の3倍ぐらいにするというのか。野党として共闘している社民党も同じ考えなのか。これが民主党のアキレスけんだ」と指摘しました。太田前農林水産大臣は、古賀派の会合で、「小沢代表は『第7艦隊があればいい』と言ったというが、もともとそんなことを言う人ではなかった。民主党内の極左勢力に迎合するため、ことさら、日米同盟を棄損するようなことを言っている。こんな人が政権を取れば、日米同盟がおかしくなる」と批判しました。山崎前副総裁は「日本は、集団的自衛権の行使が憲法上許されないとしていることもあって、在日アメリカ軍に基地を提供している。仮に『小沢民主党政権』が実現すると、日本の安全保障政策は根底から覆され、日米同盟にひびが入る」と述べました。伊吹元財務大臣は「極東の安全保障を考えるうえで、アメリカの空軍力がなくてよいのか。そこを日本の軍備増強でカバーするという発想ならば、民主党内の旧社会党系の人や、共産党社民党が、小沢氏と、よくいっしょに行動できるなと思う」と述べました。一方、民主党菅代表代行は、記者会見で、「わたし自身の見方で言えば、第7艦隊は、わが国の安全保障にとっても、アメリカの軍事戦略にとっても、いちばん大きな位置を占めていると思う。ただ、第7艦隊だけで十分かどうかについては、小沢代表から直接話を聞いていないので、推測で言うのは控えたい」と述べました。

 ⇒小沢代表の発言要旨  : 中国新聞・詳報

 在日米軍再編に関する小沢一郎民主党代表の発言要旨は次の通り。
 ただ米国の言う通り唯々諾々と従っていくということでなく、私たちもきちんとした世界戦略を持ち、どういう役割を果たしていくか。少なくとも日本に関係する事柄は、もっと日本自身が役割を分担すべきだ。そうすれば米国の役割は減る。この時代に前線に部隊を置いておく意味はあまりない。軍事戦略的に(米海軍)第7艦隊が今いるから、それで米国の極東におけるプレゼンス(存在)は十分だ。あとは日本が極東での役割をしっかり担っていくことで話がつくと思っている。(24日、奈良県香芝市で記者団に)
 (米空軍は)いらないと言っているのではなく、日本もきちんとグローバル戦略を米国と話し合って役割分担し、その責任を今まで以上に果たしていかなければいけないという意味で言っている。日本も米国におんぶに抱っこになっているから。自分たちのことは自分たちでやるという決意を持てば、米軍が出動部隊を日本に置いておく必要はない。ただ、どうしても東南アジアは不安定要因が大きいので、米国のプレゼンスは必要だ。おおむね第7艦隊の存在。あとは日本の安全保障、防衛に関連することは日本が、自分のことなんだから果たしていく、そういうことだ。(25日、大阪市で記者団に)

 まぁ、ざっと報道を見た範囲では、小沢さんが正しい。
 空軍まで要らない、つまり、嘉手納も要らないというなら、それはかなりな日本への負担になる。
 あと、技術的には空軍の情報で海兵隊が動くから、空軍は要らないは無理だろう。
 あと、アメリカ陸軍第一軍団司令部はキャンプ座間にいることになり、そのあたりの技術論もあると思う。というか、率直にいうと小沢は変わらないという反面、軍事情報が古いのかもしれない。
 ついでに、在日米軍というのは、中国を含めてアジア諸国は日本の軍事化を恐れており、その瓶の蓋でもあるので、アジア諸国がこれに納得するか微妙。
 参考⇒文藝春秋編 日本の論点PLUS
 参考⇒沖縄タイムス 特集 新・基地縮小論 兵力削減の行方