日経春秋 春秋(11/14)

 謝らないといけないようなこと言った? そんな風情だったのに、2日後の昨日「深く反省します」に一転した。目前に広がる抗議に思わず後ずさりの格好。「関東の大地震は関西にはチャンス。チャンスを生かす準備を」は「取り消させていただく」という。
▼言葉尻をとらえるみたいで嫌だが、世の中には言っていいことと悪いことがある。

 それはそうだけど、失言に目を光らせてピックアップする昨今の風景も気持ち悪いと思う。ネットもそうなのだけど。

日経社説 国際的な独禁法運用は厳格かつ公平に

 国際カルテルの問題では、企業の法令順守が第一であることは言うまでもない。一方で独禁当局にも課題がある。世界的に見た公平性を確保するため、制度や運用ルールをなるべく標準化すべきではないか。
 例えば制度面で、EUは行政処分、米国は刑事罰といった違いがある。不正行為を摘発する基準や、制裁金、罰金の程度も異なる。1件のカルテルで各当局がバラバラに処分や罰金などを決めると、企業の負担が過重になる恐れもある。自国や域内の産業保護のため、外国企業に厳罰を科しているのではないかとの疑念を生む可能性もあろう。
 競争政策の国際的な枠組みづくりは、世界貿易機関WTO)の交渉テーマとして提案されたが、途上国の反対で頓挫した経緯がある。日米欧で情報交換などカルテル調査の協力は進んでいるが、独禁法の制度・運用の国際標準化も推進すべきだ。

 EUの鼻息も弱まるだろうから、どこかで妥当な模索は始まるかも。日本とかが主導すればよさそうにも思うけど。

毎日社説 社説:国の出先見直し 衣替えの統廃合ならごまかしだ - 毎日jp(毎日新聞)

 分権委は来月上旬、出先機関見直しに関する勧告をまとめる。解体に本気で取り組めば、中央官庁のみならず、族議員がつぶしにかかることは確実だ。

 現場では背に腹は代えられない。

 そのときに分権委が孤立無援では、立ち往生しかねない。この改革についても、首相は自らの指示に責任を持たねばならない

 それが可能ならね。

毎日社説 社説:迷走・麻生首相 解散から逃げたツケは重い - 毎日jp(毎日新聞)

 私は麻生さんを支持するものではないが、現下、この手の罵声があるなら、心情的にはがんばれと言いたい、というか、理性的に考えて解散はありえないだろ。

読売社説 前総統逮捕 台湾民主政治の大きな汚点 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 読売も取り上げた、と。以前からくすぶっていた問題で、たぶん台湾ならではの内情もあるのだろう。つまり、大陸側とか国民党側というほとではないだろう。日本ではあまり報道されていないが馬政権もそれほど支持されているわけでもない。生活者としての意識の台頭が大きくなっているからだ。ある意味でそうしたなかで国民的決断が強いられるときどうするかの問題だが、これ、台湾だけの問題ではないのだけどね。

読売社説 中国臓器仲介 移植できぬ国内状況も問題だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 朝日より踏み込んだか。

 国会には、諸外国と同様に、本人の意思が分からない時は家族の承諾で移植を認める案など、複数の改正案が提出されている。ところが一向に審議されないのはどうしたことか。
 国内で脳死移植を制限しながら外国で臓器をもらう。いや、事実上買っている。この状況をいつまでも続けるわけにはいかない。

 その先は真っ暗なんですけどね。

朝日社説 カルテル横行―罰則強化の法改正を急げ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 このような行為を防止するには、企業に「カルテルは割に合わない犯罪」だと思わせるだけの、抑止力のある罰則が必要だ。その点、日本の罰則はまだ軽すぎるのではないか。

 日本もだいぶ変わったのだけどね、外圧で、なのか。
 今回のシャープを含んだカルテルはよくわからなかった。シャープの罰金が他に比べて少ないように思えたのでヘッドは日本ではないのか。まあ、なんとなくこの手の問題は首を突っ込むじゃねえよの空気が漂っているので避ける、と。

朝日社説 海外臓器移植―「仲介」の実態を明らかに : asahi.com(朝日新聞社):社説

 この話題は正論を書くとさすがに朝日もすごい礫がくるだろうからどこまで日和って書くものかと読む。

 日本では、脳死後の臓器提供が諸外国に比べてきわめて少ない。日本臓器移植ネットワークに登録して、提供者が現れるのを待っているうちに亡くなる人も多い。1997年に臓器移植法が成立したが、法の施行以来、脳死移植も80例足らずにとどまる。
 移植をしやすくするために条件を緩めるなどの改正案が国会に提出されているが、たなざらしのままだ。
 多くの人に納得ずくで移植医療を受け入れてもらうためにも、まず不透明な海外移植の実態解明が急がれる。

 まあ、そう逃げたか。

ブログが続けられるというのは一種の病気だと思うよ

 増田⇒文章が書けなくなりました

記事を書いていても楽しくない。
書いた記事を見ても面白くもなんとも無い。
ブログを書くことが苦痛になってしまったのだ。

 そういうのもあるかも。
 孤独ということかな、つまりは。
 ブログとかはけっこう党派性みたいなものが出てくるものだなと思うのは、書くほどに孤独になってくるから、なんとか同じネタで、そしてそれが正義ならなおよし的に、群れざるをえなくなるからだと思う。
 人が本当に書いたら、本当に孤独になるし、本当に孤独にさせられる。単純に考えても、個人と個人は思想において対立するものだもの。
 趣味とか正義とかそうした共同性において孤独から逃れようとしたらその時点で、ブログは地獄に堕ちていると思う。
 まあ、話がそれたな。
 こじつけでいうと、ブログは、テーマをもたないことだよ。
 自分であり続ける、病気の。

家電といえば

 私はビタントニオのワッフルメーカーというのを使っているのですけどね。これのインタフェースですごく感動したのでちょっと。
 スイッチがないんですよ。
 もしかしてどっかにあって私が見つけてないかもしれないけど。
 内部が熱くなりましたよランプはあるけど、制御はそれだけ。で、それだけで十分。何をどのくらい焼くかというのは、どのくらい焼けたかなと開けてみればいいのだから、そういう焼くという制御に機械が関わるんじゃないよというか。
 で、スイッチの話。
 私は家電品で、スイッチがないというのを初めて見ましたね。
 これってどうやってオンオフするのか?
 たぶん、コンセントをオンオフするのでしょう。
 英語でいうplugやunplugってやつ。
 それがべたにできている。
 で、考えたら、これってとても危険性が排除されている。
 プラグされているかだけ気を付ければいい。
 これってすごいんじゃないかと思いましたね。
 最近のはスイッチ付いているかも、知らない。
 アフィリっときますよ。鯛焼き金具があると鯛焼きもできるし。

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