運用改善なければ地位協定の改定必要…石破・安倍両氏

石破長官はNHKの報道番組などで、「この場合は同意、この場合は同意しないということが決まっていない。その場の都合で(協定の解釈を)恣意的に変えられるのなら運用の改善はだめだ、地位協定改定だとの議論になる」と述べ、協定の解釈を具体的に定めるべきだとの見解を示した。

 石破ようやく立ち直ったか。偉いぞ。

安倍幹事長の辞意、翻意困難=亀井、古賀両氏の処遇を−森前首相

 自民党森喜朗前首相は29日午前のテレビ朝日の番組で、9月の内閣改造・党役員人事での安倍晋三幹事長の処遇について「小泉純一郎首相が一番頭を痛めているのではないか。安倍さんはあそこまで(辞めると)言っている」と述べ、既に辞意を表明している安倍氏を翻意させることは困難との見方を示した。

地位協定、改定も視野に=安倍自民幹事長−茂木沖縄相は「運用改善で」

 自民党安倍晋三幹事長は29日午前のフジテレビの報道番組で、沖縄県宜野湾市で起きたヘリ墜落事故の際、米軍が沖縄県警による現場検証を拒否したことに関し、「日米地位協定の(運用)改善でこうしたことが起こらないようにしなければいけないが、改善に米側が協力しないなら、地位協定を改定することも考えざるを得ない」と述べ、運用改善で効果が上がらない場合は改定も視野に入れるべきだとの考えを示した。

Rebels boycott Sudan peace talks

LAGOS, Nigeria (CNN) -- Rebel groups walked away from peace talks with the Sudanese government in the Nigerian capital of Abuja on Saturday in protest of alleged attacks by the government-supported Janjaweed militia in the embattled Darfur region, a government spokesman said.

 しかし、日本での報道はほとんど皆無だな。

cnn Two French journalists kidnapped in Iraq

 れいのライシテが理由で今度はフランスがやられた。
 こんなとき、散人先生はなにかコメントを出すかな。率直にいうとこれに黙っていたら、ネットウヨについて言及する胆力がゆるんでいるのではと思う。いや、それはちょっと失礼かな。

「本気度」試される政府 米軍配置の日米局長級協議

 在沖海兵隊で本土へ移転対象となるのは、砲兵部隊800人、歩兵大隊900人など。キャンプ富士やキャンプ座間への移転が想定されている。
 これまでの再編協議で日本政府が消極的だったのは、7月の参院選で基地移設が争点化すれば与党に逆風になるとの判断があったからだ。また、米民主党の大統領候補のケリー氏が再編の大幅見直しを表明しており、大統領選の結果を待ちたいとの思惑もある。さらに、防衛大綱がまとまる年末までは具体的な協議に入りにくい。

 ま、そんなところか。

県民の反発を危ぐ 矛盾対応で米軍迷走

駐日米大使館が米軍ヘリ沖国大墜落事故と同型のCH53Dヘリの運用再開を当面中止すると発表した。27日夜の外務省の申し入れを受けた措置とみられる。背景には、事故に対する県民の反発が日に日に高まっていることへの日米両政府の危機感がありそうだ。

NHK「永平寺の104歳の禅師」

 HDにとってあったのを見た。前回はぼんやりとしか見なかったが、宮崎奕保禅師が奇妙に印象に残った。再度みるとやはりこの人はすごいなと思った。番組では立松和平が出てきてインタビューをするのだけど、これが意図的にトホホなことを言っているのだろうか。なんでも「修業」にしたかったり、「禅」と「坐禅」を分けようとしたり…。禅師は穏やかにだがたしなめているふうでもあった。

Command Line Transformation Utility (msxsl.exe)

 バッチ用XSL変換のコマンド。これは、むっちゃ便利。
 IISに組み込まなくてもローカルで使っていい。これがあれば、Dreamweaverのテンプレート要らない、っていうか、ドリのテンプレは非標準なので困る。もっとも、MSのXSLもイレギュラーだが、W3で規定している部分だけで使えるのではないか。
 というわけで、便利。ただし、cygwinの環境にする必要はないな。
 あとは便利なXMLエディタだが、秀丸あたりのプラグインってないのか。

はてなQ 大人として知っておくべき言葉や知らないと恥ずかしい言葉など、日常生活ではあまり使われないけれど、教養を感じさせる言葉とその意味をURLで教えてください。

 陰徳⇒http://www.tamano.or.jp/usr/kyushoji/houwa/intoku.htm
 顔施⇒http://www.homei-h.akita-c.ed.jp/hanamaru/senpai/2A.htm

Darfur, another dark stain

As a former ambassador to Sudan, I can see through the double criteria used by the Khartoum government. The Darfurian people are entitled to have the same rights and integrity like all human beings. The Arab League and Jordan should stand against the atrocities committed to force Darfurian Muslims to be Arabised. Some say it is a clash for power between Arab Muslims and African Muslims in Sudan's western province of Darfur. Others say the West, particularly the US, is aiming at the oil, gas and other hydrocarbon and mineral deposits in Sudan. Yet others see it as a Western plot to topple the government of Omar Hassan Al Bashir. Indeed, there are the conspiracy theory advocates who, ridiculously, think it is a Zionist Mossad plot to divide Sudan into four independent states and deny Egypt the water and strategic advantages it used to enjoy.


No matter what the reason, the reality is that hundreds of thousands are suffering, and it could indeed be the worst humanitarian crisis that the world has seen, as the UN describes it.

 そのとおりだと思う。絶句する。

国連 北朝鮮の環境破壊報告書

国連環境計画は27日、北朝鮮の環境破壊について初めての報告書を公表しました。森林の伐採や工場汚水のたれ流しなどで深刻な環境破壊が進み、自然災害や化学肥料の使いすぎで農地も荒れ、収穫量が減っていると指摘しました。
(08/28 08:44)

 以前から指摘されていたことだが、ひどい話だ。

日本と中央アジア 連携を確認

カザフスタンを訪れている川口外務大臣は、日本時間の28日夜、中央アジア5か国の外相らが一堂に会する初めての会合を開き、テロ対策やエネルギー資源の有効な利用を進めるために緊密に連携していくことを確認しました。
(08/29 05:31)

 裏に朝鮮人問題はないのか?

散人先生 テレビ東京「ふるさと夏祭り、絶品料理と至福の宿」……いい加減にこんな企画やめにしたらどうかな

農家(兼業農家)の所得は勤労者世帯の所得をはるかに上回っている。農村では食費と住居費はただみたいなものだから、実質ではそれよりもっと格差がでている。それを知らない都市住民はわざわざ週末に田舎に行き、なけなしのお金をしぼりとられ、彼等をいっそう肥らせる。

 先生名調子。まったくそのとおり。
 しかし、公務員と農家に訊いてみると、死ぬほど不平が出てくる。それも一興か。

米国防総省で高官側近にスパイ疑惑 長官らの進退波及も

今回のスパイ疑惑は、両氏に近いフランクリン氏が、イランに絡む機密情報をイスラエル関連団体に流していたという点で、米政権の中東政策の方針の水面下の部分がクローズアップされてくる可能性もある。

日経社説 ナジャフ停戦をイラク安定の一歩に

一方、アラウィ首相率いる暫定政権にとっては、自力でナジャフの事態を打開できず、権威に傷がついたともいえよう。暫定政府とシスタニ師の間には北部クルド人自治の問題を含め考え方に違いがあるようだ。暫定政権がシスタニ師とどう関係していくのか、今後のイラク政治の大きな焦点の一つである。

 クルドも問題なのだ。
 それと、ナジャフよりも暫定政権の方向が問題なのだ。なんか、日本の言論はボロボロになってきた感じはある。といいつつ、このネタもあっちに書くに気が引ける。プロパーになりすぎる。

読売社説 [校内暴力]「子供に『結果責任』も教えるべきだ」

 これはひどいこと言っているなと思う。

 気がかりなのは、いじめの被害者が転校などで学校を去るケースが増えていることだ。特に小学校では、五年前の七十七人から百三十六人にまで増えた。一方で加害者への「出席停止」措置は三十七件どまりだ。加害者が被害者を学校から“追い出す”現状でいいのか。
 夏休み明け、子供一人一人の様子をじっくり観察し、問題行動の「芽」を摘み取る努力を、教師に求めたい。

 実態と対処がくるっている。
 転校をしいる構造を教師が解決できるわけもないと思う。
 それはまさに異質なものを吐き出すという意味でシステムだ。
 暴力というのなら、アメリカのほうが陰惨だ。しかし、日本の異物を吐き出すシステムは同様にぞっとする。そして、私はその異物だったし、いまもそうだ。
 ふと、ちょっと変な言い方で、やぶ蛇かもしれないが、2ちゃんもシステムとしてみれば異物を吐き出すシステムなのかもしれない。この場合は、率直に言ってよくわからない面もある。むしろ、2ちゃんは異物を吐き出すシステムの対向システムを本質としているかもしれない、という気がする。

朝日社説 痴呆症――患者の思いにふれたい

昨秋、市民グループの招きで来日したオーストラリアの女性、クリスティーン・ブライデンさんも参加する。アルツハイマーを発病する前は政府の高官だった。病名がわかったとたんに誰も近寄らなくなり、社会的に孤立した。その苦しみや日常生活の過ごし方、子どもたちの顔がわからなくなる恐怖などを講演会で静かに語りかけて感動を呼んだ。豊かな感情は少しも損なわれていなかった。

 執筆者はブライデンさんのことを理解していないと思う。感動は結果でしかないし、豊かな感情も結果でしかない。彼女にはたまたま明晰さが残されていたのだ。それを彼女は自己の存在の使命のようにうけとめている。
 私は、率直いうと、こういう朝日の執筆者が大嫌いだ。偽物だ、君はという思いがする。もっとも、そういう私がなんぼのものかとも思う。人を持ち上げたり、批判するのは、愚かしいことではある。
 が、この当の問題を、執筆者が覆っていることは確かだ。もっときちんとブライデンさんの話を聞くべきなのだ。あっちに書くかな。

朝日社説 住宅供給公社――まず責任を明らかに

もちろん、後始末をする責任は自治体にある。まず公社の経営実態を洗い直し、それを公表することだ。帳簿上のつじつまが合っていても、地価が大幅に下がり、巨額の含み損を抱えているところは多い。そんな「隠れ借金」を表に出したうえで、公社の存廃の是非を議会や住民に問うのである。事業を続けるにしても、債務処理に専念し、新規事業は行わないといった選択もあろう。

 この件については、朝日が正論なのだが、しっくりこないのは、住宅供給公社という存在だろう。結局のところ、私はこいつにお世話にならなかった。しかし、庶民はというか、大手会社サラリーマンでなければ、それなくして家を持つのが難しい時代があったかと思う。なんというか、銀行と不動産と日本社会がそれとなく生み出す差別のようなしかけだ。そのなかで、住宅供給公社は公平という意味での国家意志をかろうじて持っていたかもしれない。