吉本なんか関係ないだろう、そもそも

と、ね。はいはい。

センスだろうと何だろうと、親がしっかりしていさえすれば事故は防げたのか。そういう問題じゃないだろう? 「自動式回転ドアに自分の子供が頭から突っ込んで、死亡する可能性を予見しなかった」ことが、センスの問題なのか? それとも、自分の子供の一挙一動を完全に制御できないことがセンスの問題なのか?

防げたなんて言ってないよ。「予見しなかったこと」はセンスの問題じゃないよ。センスは予見なんかと関係ないし。自分の子供なんて100%制御できないよ。駅でだって事故だって起きる。つまり、そうした問いかけには、なんて答えていいのか、わからないよ。

吉本隆明はすでに過去の人か

「対幻想」なんて言う言葉は通じないか。また、共同幻想=国家幻想の意味も失われつつある。いや、失われているわけでもないか。ただ、それはもはや、議論の場ではないのだ。あらためてredefineする必要があるのだろうな。
吉本隆明『共同幻想論』

よく書けているが、問題意識が開かれてないんだよな。

なんかトホホである、というか何が言いたいのかよくわからん。

ですか。

しかし、漏れが感覚的に感じた気味の悪さというのは、おそらく主要な責任は工作物の設置者とドアメーカーであると批判しつつ、一方で警察や親の責任を匂わせるようなバランスの取り方だ。これは日々、極東ブログがネタにしている日刊紙の社説のおぞましきスタイルではないのか?

バランスを取りたかったんじゃなくて、親の気持ちを斟酌したんだよ。歳だしな。

 ついでに言えば、親子の関係を国家幻想の対極にある独立領域にある、だなんて過去に国際問題を自己の国家幻想に投影し論ずることとは偽善である、と断じたことと矛盾しないのか。当人の家族でもあるまいし

吉本読んでないんだろうな。これは、批判とかじゃなくてさ。共同幻想は「逆立」するんだよ。

年金問題は、ようするに所得申告の問題なのだ

本丸は”所得申告”

あっちでも他にも書いたけど、私は本丸は”所得申告”にあると思うのですよ。極限すると、これができれば、あとはスウェーデン式はほぼ自動的にできます。陰謀論じゃないえけど、官僚というか国家はサラリーマンから天引きしたいんですよ。って、舌足らずですが。

極東ブログ: 年金雑話

つまらない結論なのだが、日本という国は、産業部門の発展に力を入れる代わりにその富みを配分するサラリーマンから自動的にお金を吸い上げるシステムを作った。これは日本の行政にとっても都合がいい。行政自体がいわばサラリーマンみたいなものだ。反面、自営業者はそのシステムのあぶれものだから、実質的なお目こぼしがあったといことだろう。国民年金が事実上補填されるのもそうした原理によるのだろう。
この根幹を改革すれば(米国のように各人の申告に変えれば)、当然、日本国民に納税者意識が高まる。行政としては、それが一番嫌なのだろうなと思う。

期待外れの米雇用の伸びが景気拡大の鈍化を示唆しているとの懸念

これから雇用回復とも思わないし、↑とも思わない。なにかが雇用で起きているとは思う。なんだろう。それが本来のnew economyってやつか。

回転ドア事件

経緯:六本木ヒルズ回転扉死亡事故

回転ドア事故、センサー誤作動嫌い不感域変更か

 このため捜査1課は、涼ちゃんはセンサーの不感領域に入り、緊急停止機能が作動しなかった疑いが強いとみている。同課の調べでは、涼ちゃんは地上から約100センチの位置でドアと側壁部に頭を挟まれていた。

回転速度、最速に設定=標準より衝撃、制動距離増す−六本木ヒルズ男児死亡事故