薄曇り

 鈍く深い心の疲労があるようでそこからオモテの疲労に浮かび上がっているようなやな感じがする。池田理代子が離婚していたというのを週刊新潮で読む。ちょっとショック。夢は。私の妻という人が、タレントらしい同級生と会合しに行くというので、いいよと答える。妻の顔は見えないのだが、ずい分大柄な人で、私はこういう人が私の奥さんなのかと不思議に思っている。その後、二人と渋谷の街で偶然合って合流し話を聞く。二人はよく似た感じのおばさんだなと思うが、その後、街で分かれていくとするすると二人は高校生になって行く。気が若いと体も若いものだなと自然にそれを思っている。日差しの道を歩いていると、田舎道に出る。まだ午前中じゃないかと空を見上げると、高校時代の友人二人が向こうを急ぎ足していて、やあ久しぶりと声を掛けると、それどころじゃないんだという。二人はすたすた野道を進むと、朝鮮陶磁器と書かれた大きな工房に至る。廃屋になって荒れている。友人たちは、倒産したんだよという。なにか関係あったのかと私が聞くとこれだからねと呆れている。君はxxxが倒産したのも知らないんじゃないのと言う。え、と驚く。手元のケータイで見ると、ホームページの上部にyyyが買収しましたサービスは平常通りに継続しますとある。世の中大変なことんなったと私は思いつつ。ああ、まだ朝飯も食ってなかったと思う。そのまま、朝飯も食ってないなという意識のまま朝、目がさめる。