毎日社説 社説:新政権に望む 生活第一の道筋を示せ - 毎日jp(毎日新聞)
面白いなと思うのだけど、「生活第一」とかなんか正義を掲げるとそれに酔ってしまって現実が見えなくなってしまう人がなぜかくも多いのだろうか。と話を読むに。
今の日本経済の困難は大幅な需要不足に象徴されている。輸出の急減も大きな要因だが、国内的には家計にかかわる雇用や所得に改善の兆しの見えないことが重くのしかかっているのだ。
ちゃんと問題点はわかっている。
家計の状況は民主党がマニフェストを策定した時より厳しくなっている。何をおいても、広い意味での雇用対策を早手回しに講ずる必要があるのだ。
需要不足対策で最も有効なのは失業を減らすこと、言い換えれば、仕事を作ることなのだ。
外れではないけど、どうしてこうずれてしまうのだろうか。まず、需給ギャップを埋めるという発想はないのだろうか。
新政権は、09年度補正予算を全面的に見直すと同時に、自公政権下で進められてきた10年度予算編成を白紙からやり直す。09年度補正に盛り込まれている各種基金の洗い直しは当然のことだ
これね。
たとえば⇒asahi.com(朝日新聞社):インタビュー:自公の経済対策、大幅削減しても影響なし=民主・蓮舫議員 - ロイターニュース - ビジネス・経済
問題は正義で削減することじゃなくて、効果的に需給ギャップを埋めることなんだが。