「ああ、この人はいい人なのに、なんで叩かれるんだろ?」的状況とか

 ブログというかネットというか、ちょっと目立つ人は、何かと叩かれるものだけど、そういうのに遭遇するとき、「ああ、この人はいい人なのに、なんで叩かれるんだろ?」と思うことがある。いや、いい人だからって、言動は別でしょっていう理屈がそれに続くのだろうと思うが、私なんかからすると、根が「いい人」なら間違った言動があっても、また元に軌道は戻るもんだよと思う。いや、「根がいい人が最悪のことをしてしまうことだってあるのだ」というとそれも事実であったりはするのだろうけど、というか、そのあたりで、いやもうついてけませんわと思う。
 で、思ったのだが。
 「いい人」って、「その人はいい人」ということであって、正義の人でも正しい言動っていうことではないのな。
 というか、正しい言動が、それがバッシングに向いている人は、「やな人」って私は思う。
 で、お前はどうなの?
 私というのは、「いい人」のニセモノ、のような気がしている。自分は、なにかと偽物だなとか思う。知性も良心も、ああ、なんかセコハンというかニセモノというか。なので、そういうふうに叩かれると、はあ、そう思うなオレ自身もと思う。
 あと、それとは範疇が違っていて、いかれているなこの人と思う人もいる。私なんかよりはるかに頭がよくて、どうしていかれちゃったんだろと思う。
 で、お前はどうなの?
 私はというと、いかれ切れないんじゃないかな、そんなに才能ないなと思う。