野暮なツッコミの類だが。
列記すれば布施(ふせ)・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧(ちえ)となる。意味は辞書でお調べいただくとして、われら凡夫にはどれも縁遠い。
聖道門ならずとも、普通の仏徒であればできるだけのことをすべき、と考えるのではないかな。
「われら凡夫には」という凡夫の自覚は、弥陀の信仰を礎とするのだが、聖道門は「縁遠い」という機縁の問題ではない。
まあ、こういう些細なところ、野暮といえば野暮だけど、門徒の敵は多い。まあ、敵というのもなんだが、門徒はこのような仏教観を取らない。