晴れ

 冷え込んだようだがすでに暖房を入れている。昨晩は坐禅のあと眠気がやってきて寝た。
 夢は。私がけっこうな豪邸に住んでいる。街中で高校時代に一種喧嘩別れした友人に会い、家によっていけと私がいう。私は鍵を忘れた、家に誰かいるだろうかと玄関で戸惑うと、誰かが開けてくれる。誰かわからない。私の兄弟か妻なのかわからない。家に入るとすでに人はなくがらんとしている。広いリビングでぼんやりと座っている。会話も進まない。彼がコーヒーサーバーを見つけて、オレがコーヒーでも淹れようと言う。使い方わかるかと聞くと、こんなものはどれも同じだからなと言い、彼が家の主のようにコーヒーを持ってきてくれる。庭も広い。彼は天井を見上げて、ずいぶん天井が高いなという。私も見上げる。