今日の一冊 No.7 私的生活」田辺聖子

 ⇒内山理名さんの私の1冊「私的生活」田辺聖子 | NHK 私の1冊 日本の100冊

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私的生活 (講談社文庫 た 2-8): 田辺 聖子
 微妙。「言い寄る」「私的生活」「苺をつぶしながら」の3部作の一つ。乃里子シリーズというやつか。
 内山理名というのは名前しかしらない。顔で識別できない。
 ⇒内山理名 - Wikipedia
 ⇒田辺聖子 - Wikipedia
 あまり情報がない。
 「私的生活」は1976年のもの。「言い寄る」が74年、「苺をつぶしながら」が82年。
 読むとしたらどうしてもその背景が、自分には重たいかな。
 番組としては、変な番組だった。
 内山の後ろにモディリアーニの裸婦がある。偶然なのだろうかと思うのだが、作品の解説に、裸のマネキンがイメージとして登場する。たぶん、これは、紹介する作品の乃里子の暗示であり、そのエロス的なものを無意識に内山に重ねようとする演出なのかもしれない。それほど不快ではないが、なぜこういう作りするのかよくわからない。朗読は関西弁で、それはそれであっているのだが、がというのは、私は関西弁の恋愛というのがどうも受け付けないというのはある。
 まあ、なにかと微妙。