読売社説 学力テスト検証 “宝の山”を活用してほしい : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 報告書には、テストと生活習慣調査の結果の相関関係を分析する専用ソフトを開発した例や、家庭での学習を習慣づけるため退職教員や学生らによる支援員を設けた例などが紹介されている。
 新潟市では、知識を実生活で活用して問題を解決する能力を養うため、モデル授業を市教委の指導主事らが作り、小中学生を相手に実演してみせた。参観した教員には非常に参考になったという。
 テストの分析結果は“宝の山”だ。大いに活用してほしい。今後は、各地の分析結果をもう少し早く公表する工夫も必要だろう。

 大学教授らによるこの会議では、専門的な見地からテスト結果を分析・活用する方策が検討されている。統計学の手法を使い、結果と習熟度別指導・少人数指導の相関関係を調べるなど、今後の施策に生かせそうな内容もある。

 “宝の山”である説得力がこの社説では自分には感じられない。
 テストの問題文を見てみたいのだがネット上にはなかった。ざっくりした印象では、これは問題の作り方でどうにでもなる部分は大きいということと、日本社会に成員としての学校外で以前なら身についた知識の欠落はありそうだなということだった。