そうでもないよ増田

 まあ、人生の失敗者である私が言うと逆効果もあるのだろうけど。
 これね⇒若い頃に知っておけばよかった7(-1)つの当り前のこと

うそをつかない。

 これは意外と難しい。というのは、ぼんくらに生きている人間は自分が自分に嘘をついているという嘘が知覚できなくて、対人的な嘘に気が向いている。この場合、真理は自分がグリップしていると思う前提があるから、自我が肥大かするというか、微妙に発狂していく。
 そうではなくて、自分が自分に嘘をついている部分を自分の弱さ小ささとしてこっそり認めていくほうがいい。
 あと対人的な嘘については、これはできるだけつかないほうがいいのだけど、それはむしろ弱者の戦略として強いから。ネットだと耕作員とか頑張る。私はネットの耕作員にかなわない。彼らのほうが耕作技術上だし組織的。となると防衛の戦略は、私が自分を自分の敵にしないこと。心がやましいと動揺してしまうしそこが耕作の狙い目。嘘は付かない、耕作はしないという弱者は、実はけっこう弱そうでいて強いというかそこに頼むしかない。ま、これはネットの耕作なんかささいなことでもっと広く世間においてそう。人は騙す人にはかなわない。でも、騙す人はいつも騙し続けていなくてはならないし、その上に自我を築いていく。すでに地獄の囚われ人だよ。

イヤな事ほど早くすまそう

 これはけっこう機運。無理をしないこと。自尊心みたいなものが弊害になるのだけど、そこに向き合うより、徐々に自我を小さくしていくほうがいい。ま、たいていの場合、速く済ませるイヤな事は大したことじゃなくてけっこう本質的なことが多いし。

やるべきことは、やる。

 これはその人に課せられた課題であって、ミミズに空を飛べというのは無理みたいで、自分がやるべきかどうかは、状況が決めている。

どうせやるなら、楽しく。

 というか、楽しくないと続かない。特に、仕事とか。長くやっていくなら適性が大切。というか人生、大半の人は人生の端役にすぎない。

しずんでもいいから、その前に手を打とう。

 これよくわからないけど、問題じゃないことに首を突っ込むのはできるだけしないだけのことで、手が打てることは少ない。

きちんと失敗しとく。

 これね。そうでなくても失敗はする。若いときはけっこう手痛いことがある。失恋とかもだけど。ただ、40歳過ぎるころから、若いときに失恋ていうのはいいものかもしれないなと思うような事件に遭遇して唖然とする。
 
 じゃ。
 ま、ってなこと書いても、若いときにはわからないもの。