日経春秋 春秋(1/1)

藤原定家小倉百人一首を編んだのは13世紀の前半という。それを連綿と受け継いできた日本人の知性と美意識もさることながら、万葉以来の無数の歌のなかから趣向に富んだ100首を選び抜いた定家の眼力は驚くばかりだ。1つひとつは忘れ去られそうな歌々が、100も集まることで大きな世界を築き上げている。

 ⇒百人一首、暗号説 - finalventの日記