モテる男が好きな女についての与太話

 この歳こいてしまうとどうでもいい範疇なんだが。
 女を観察していて、少なからずが、モテる男が好きのようだ。
 そんなの当然でしょ、という言われそうだが、ちょっと違うのだ。別の言い方するとだな。
 女は、女にモテる男が好きだということにして行動を最適化しているっぽい。
 つうこと。
 株価みたいなもの。美人投票というか。なにが美人かとか関係なく。
 で、なので、行動は結果的に、「群れ」というかコミュニケーションというかそういうふうになっていて、そしてだな、どうも、これは、一種の防衛反応なんじゃないかと、私は思った。
 つまり。
 女は、女にモテる男が好きだということにして行動していると、女から攻撃を受けづらい。
 実際に個別の女インスタンスの男メソッドを見ていると、別にモテる男を選んでいない。というか、男との関係において、女は、どうも2つの戦略を取るっぽい。1、女にとってそのメート男は女群にとって貨幣的な存在、2、女にとってそのメートの男は女群から隔離しておくべき避難所。
 この2つの間にどんなダイナミックスがあるのかよくわからないのだが、なんとなくだが、女というのは女の戦場のなかで生きることが最適化されないと生きられないということがありそうな感じはする。
 ま、そんな感じ。
 昔思ったこと。
 今ではそんなことあまり考えない。うだうだ。