朝日社説 自転車対策 歩道の解禁だけでは

 メモ、として。

 そこで警察庁は、新たなルールをつくる道交法改正案を今国会に出す方針を決めた。現実を反映させ、「車道を通行するのが危険な場合」と「13歳未満の子どもが乗る場合」には歩道を走ることができる、と定めようというのだ。
 自転車で車にはねられて死んだり、けがをしたりする人は年間15万人にのぼる。こんな現状を見れば、自転車の歩道通行を広げることはやむをえまい。

 今回の改正案で心配なのは、自転車が我が物顔で歩道に上がることだ。いまでも自転車と歩行者の衝突事故は1年に2500件も起きている。高齢化が進めば、車いすやつえの人がさらに増える。事故の危険性はいっそう高まる。

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