朝日社説 ブッシュ演説 不都合な真実を見よ

 米国の行政と立法はねじれるのが常態なんでそんなこともしらないのか執筆者というのはさておき。

 しかし、増派の発表後、イラク人同士のテロも米兵への攻撃もますますひどくなっている。米議会では、与野党議員の間で増派に反対する決議案を通す動きが強まり、世論調査でも、増派への反対は6割を超えている。国民も議会も大統領に説得されるどころか、早期の撤退を求める声をさらに強めるだろう。

 このマターはこうしたお作文で滑る滑るの問題ではない。議会は増派の予算を潰すことができる。つまり、そうするかどうかその動向から見ていけばいい。朝日新聞は民主主義の仕組みというのがわかっているのだろうか。

 こうしたエネルギー政策は「気候変動という困難な課題への戦いを助ける」と大統領は述べた。世界最大の石油消費国である米国が脱石油で本格的に動き出せば、世界の省エネ技術や穀物からのエタノール生産に拍車がかかるだろう。
 しかし、それならなぜ大統領は6年前、二酸化炭素などを削減する京都議定書に背を向けたのかと問いたい。

 阿呆かと言いたい。地球温暖化については重要な問題だが、京都議定書地球温暖化に与える影響はごく限定されている。それに比して、穀物エタノール転換の推進は近未来的により深刻な問題をもたらす可能性がある。
 ⇒極東ブログ: このところの穀物高騰など
 京都議定書関連については。
 ⇒極東ブログ: 環境税(温暖化対策税)はしばらくやめにしたらどう
 ⇒極東ブログ: 結局、京都議定書ってどうよ