産経社説 防衛省昇格 超党派の合意を評価する

 昇格理由。

 現在の防衛庁は、内閣府の外局でしかなく、主任大臣は内閣府の長である首相が務める。このため、法案提出や不審船に対処する際の海上警備行動などは、内閣府を通じて閣議開催を求める手続きを取らなければならない。省への昇格で、手続きが簡素化され、危機に迅速に対応できる。

 ほぉ。しかし、とかいってもそれは現行でも手続きの問題であって、機構の問題と違うのではないの。つまり、現行機構でも手続きは簡素化できたんでないの?

 これに加え、国民の安全保障への認識が高まることが大きい。昇格を機会に、国の安全の大切さが議論され、国民が関心を持つ。国防や安全保障の位置づけも明確になる。国の守りをどうするかを国民自らが考えることがなによりも重要なのである。

 「なによりも重要なのである」ってそこは笑うところでつか。