FPっていうかIMEっていうか

 FP(Functional Programming)でAPLの系統があり、ま、今だとJ、なんだろうけど、Haskellとかが話題なのは、productiveということなんだろう。
 今、日本の理系の大学では、Mathmaticaとか使っているのだろうか。あれって、フリー版みたいのはないだろうか。
 っていうか、初等数学からコンピューターサイエンスへの橋渡しが、いまだにどうも理解できない。
 あれだ⇒ジョン・バッカス - Wikipedia

その後彼は「関数レベルプログラミング言語」FPに取り組んだ。これはチューリング賞受賞の際の講演 "Can Programming be Liberated from the von Neumann Style?"(プログラミングはフォン・ノイマン的スタイルから解放されるか?)で述べられている。この論文は FORTRAN を生み出したことへのバッカスの謝罪と受け取られることもあり、彼の研究していた FP そのものよりも関数型プログラミング一般の研究を盛んにする結果となった

 まあ、Fotranは、しかたがなかったんだよではある。

FP はケネス・アイバーソンのAPLの影響を強く受けており、標準的でない文字も使っている。その後のバッカスは FP言語の後継のFL(Function Level)の開発に注力した。FL はIBM内部のプロジェクトであり、プロジェクト終了とともに言語の開発も終了し、論文もわずかしか発表されていない。しかし、この言語の革新的で重要なアイデアの数々はアイバーソンのJ言語に実装された。

 つうわけで、Jにくるわけだ。
 バッカスのごめんちゃのベースにはやはり数学があると思うのだが、ただ、Jになってしまったのは、APLもしかたがなかったんだよ、ではないのか。
 とはいえ。
 ⇒ケネス・アイバーソン - Wikipedia

後に彼は Roger Hui と共にJ言語を開発した。1990年代以降は、J言語の発展と、それを用いた数学教育に専心した。2004年10月19日、カナダのオンタリオ州トロントで83歳で死去。

 っていうが、な、泣けるぜ。
 数学教育なんだよな、ようするに。
 純数学というか数学屋の数学というか理論数学というか、ほいと、応用数学というか工学というか微分方程式というかシミュレーションというか、その狭間に、数学教育がヌケ。そしてその先にコンピュータサイエンスがなんか奇怪にドーン、だものな。
 Jか、な。それでいいのか。いいわけ全然ないよな。とほほ。