哲学用語というか

 承前⇒finalventの日記 - 世界史と言えば……
 いわゆる哲学なんかも、英語で読むと、非常にあっけないというか、concrete 。
 マルクスとかカントとか、英語で読むと、なんか、すごいベタ。ヘーゲルなんかさらにベタ。
 フッサールとなるとダメか。まあ、数学的な部分はラッセルなんかと変わらないか。
 ハイデガーになるとア・ウ・チかな、英語だと。まあ、英語圏ではハイデガーっていうのはqうぇrちゅいおp「。
 夏目漱石のエッセイとか読んでいると、彼は、William James とかよく読んでいる。まあ、Hennryのもだが。
 W.James というのは日本だとついプラグマティズムみたいに読まれるが、どうも、ベクルクソンなんかに近いようだ。
 あのころの日本の最高の知識人、じゃないか、哲学系か、ま、そのあたりが、どうも昭和の流れに結びついてこない。小林秀雄などを読むと、ベルクソンはよく読まれていたようなので、その流れがないわけはない。やはり、戦争あたりで切れたのだろうか。近代の超克っていうか。