その福田和也の本は読んでないのだが……

 ⇒切込隊長BLOG(ブログ) - 『大丈夫な日本』著:福田和也

 恐らく書籍としての思想的一貫性を求めてこのような議論になったのだろうと愚考したが、本書の明快闊達な内容に比べ、我が身のいかな薄汚れっぷりかを惹起して何とも嘆かわしい読後感であった。

 若いとそう考えるのではないか。
 これにも書いたが⇒finalventの日記 - 歴史と記憶
 福田和也に歴史の情感というものを私は感じない。私はそこが感じれなければ日本にも欧風なエリートがいるなぁくらい。いていいんだけど。
 歴史の情感というのは、我が身のいかな薄汚れっぷりと女で培われる。あと、酒とギャンブルも加えてよろし、俺には縁がなかったが。
 黒崎とnoon75とfinalventみたいな、我が身のいかな薄汚れっぷりが、ブログとかでほざきだすところに日本の未来はあると思うよ。
 薄汚い野郎や女が、糞な時代だが、いい国に生まれたもんだなと最期に言ってのけたら、それが日本をかならず生かす。
 あと、私が甘っちょろいのだが、公正というのは、私は民主主義の後から来るものだと思う。そして民主主義は市民が先立つのだと思う。市民とは、友愛ために銃を取る人ことを考える人である(実際には取れないでしょうから)。