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 ぶくまには重たいのでこっちへ。
 ⇒代理戦争に自民党圧勝 永岡氏当選の陰に山口会長

 「バンザーイ」「バンザーイ」。二十七日夜、総和町永岡洋治選挙事務所に、初当選を祝う歓喜の声があふれた。満面の笑みをたたえた永岡氏の隣に、自民党県連の山口武平会長が寄り添う。象徴的な場面だった。
 というのも、七区補選の主役は山口会長と、服役中の中村喜四郎元建設相。そこに、昨年の県議選に絡む中村派県議六人や、会長と以前からの遺恨を持つ実力者、川口三郎県議らも加わり、まざまな意味で代理戦争となった。

◆遺恨◆
 山口会長と中村元建設相の遺恨は、二〇〇〇年の総選挙にさかのぼる。談合絡みの埼玉土曜会事件をめぐり、中村元建設相が「あっせん収賄罪」で逮捕された。一審有罪判決を受け、自民党県連は農水省エリート、永岡氏を擁立して党本部に公認申請した。
 一九九六年十月の総選挙では、判決前ということもあって、県連は「中村推薦」を決める。結局は、中村元建設相側が「迷惑をかける」と断り、トーンが弱い「支持」とし、対抗馬を立てずに再選に協力をした。
 田中角栄・元首相、藤波孝生・元官房長官…。自民党は、不祥事で離党した大物に、有罪判決後も対抗馬を立てない。そうした「文化」の流れからすれば、永岡擁立は中村系にとって裏切りに映る。選挙では、会長を「独裁者」と非難した。
 中村派県議は追放されるが、処分保留中の昨年暮れに、中村氏が山口会長の地元、岩井市の県議選に対抗馬を擁立した。同派県議も同調すると、県連から公認されず、選挙後に除名処分が決定。新たな遺恨が、七区の吉原氏支援につながった。

 関連
 ⇒中村喜四郎 - Wikipedia
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