毎日社説 新しい結婚観 同せい選ぶ女性が増える

 まず、「同せい」って「同棲」のことらしい。

 フリーターは全国で400万人以上いる。自前の収入だけでは恋人と一緒に暮らせないので親元を離れないパラサイト・シングルが多い。しかし、親と暮らす人の中で、週末だけ恋人と一緒に過ごす同せい予備軍(非同居型カップル)を含めると、欧州の同せい率と変わらないという学者もいる。
 経済同友会は98年、少子化対策に絡んで「同せいを容認すべきだ」と提言した。同せいに対する女性の意識は確実に変化してきた。法律と社会はそれに対応しているだろうか。

 うーむ、この手の研究に社会学者はコメントしないのだろうか。あるいは、社会学者がこういう見解なのか。
 あるいは私が根本的に勘が狂っているのか。ま、私の見解はこうだ。「子供のない同棲」と「三年未満の同棲」は、社会システムな問題から捨象していい。欧米の場合は、子供がある同棲であり、三年以上の同棲だ。つまり、そういう人々をどう社会と取り組むかということだが。
 が、日本では、ただ、婚前の短期的な現象でしょう。あるいは、どうせ結婚しても三年ということの別の表現ではないのか。
 だから、これは毎日がいうような「結婚観」の問題とは違う。