サマワ砲撃、元サダム挺身隊員ら4人を逮捕

 【サマワ=小林月照イラク南部サマワ連合国暫定当局(CPA)事務所に向けて8日夜に対戦車弾が発射された事件で、オランダ軍が、イラク人の男4人を逮捕していたことがわかった。
 いずれも旧フセイン政権を支えたバース党員で、1人は元大統領フセインに忠誠を誓う民兵組織「フェダイーン・サダム」(サダム挺身(ていしん)隊)の元メンバー。逮捕時に携帯型対戦車砲(RPG7)4門が押収され、4人は砲弾の発射を認めて「米国に報復したかった」などと供述しているという。