今日の大手紙社説

 話題は散漫。まあ、民主党政権のやることはなんとなくわかってきたが、これが国民の求める政府と政治なんだから、思うとおり進めていけばいいのではないか。これが国民の信というものなんだろうかと、奇妙な感じがするが。
 日本がいやなら日本を出てけという、あれだな、戦時下だったら、非国民だ、みたいな声も聞くようになった。いろいろ条件が揃えば、日本を出ていくのもいいなぁと思った。
 いずれアフガンに人材募集とか出てくるなら、行って、そこで死んじゃってもいいかなとかちょっと思った。人に言ったらいさめられた。

日経社説 嘉手納にこだわる外相の疲れが心配だ:NIKKEI NET(日経ネット)

 ああ、それは思った。岡田さん大丈夫かな、と。
 嘉手納統合案を進める場合、表看板に出さずに結果論に持ち込むことが要点なのだが、ブレーンも人脈もないだろう。
 それでも、率直にいうけど、昨今の言動では、この馬鹿げた集団のなかで、私は岡田さんがいちばん好きだな。政治家に向いてないんじゃないか。

産経社説 【主張】同盟再検討発言 軽はずみと責任回避憂う - MSN産経ニュース

 唐突な「レビュー」発言は政府内も動揺させた。直後に平野博文官房長官が「同盟という言葉が走ると別の意味の問題までからむ。首相発言はそんな趣旨ではない」と説明し、「同盟見直し」ではないと強調した。これをみても発言の危うさは明らかだろう。

 政府内は動揺していたのか、それはよかった。私もびっくりしたが、世間的にはけっこう大した話でもないのかと呆れていた。
 麻生さんは失言とかでよく叩かれた。鳩山さんは叩かれませんね。これが失言ではないということなのでしょう。というか、失言じゃないんだろうなと考えていくと暗くなるので、まあ、国民の良識にまかせましょう。

産経社説 【主張】太陽光発電 負担増の理解得られるか - MSN産経ニュース

 この制度は自民党政権時代に決定されたが、民主党政権公約で太陽光だけでなく、風力や地熱などについても買い取る方針を盛り込んだ。経済産業省は来年3月までに、買い取る対象や価格などの概要を決める方向だ。

 このあたりよくわからない。
 NHK7では菅さんが太陽光発電で負担はないとか言っていた。菅さんならなんでも言うよなとしか思ってない自分がいた。
 これか⇒asahi.com(朝日新聞社):太陽光発電、全量買い取りへ 来年度、菅副総理が方針 - ビジネス・経済

 菅氏は31日、東京都内での講演で、「来年度からやろうと思っている。(国が)1円も金をかけないで太陽光パネルがばっと増えるやり方がある。全量固定価格買い取り制を決めればいい。(パネルを設置した家庭が)1キロワットあたり50円で(電力会社に)売り、キロワット当たり20円で(電力会社から)買ってくれば30円得する」と語った。

 そりゃ名案だねと。
(ಠ_ಠ)。o O (設置・保守費用? 電力代高止まり策で重税? 雪国の春でも歌う?)

毎日社説 社説:視点 3人生還の教え 仲間がいて希望つなぐ=論説委員・中村秀明 - 毎日jp(毎日新聞)

 昨日のNHK7のニュースでも思ったのだが、三人生還の背後に行方不明の四人がいることを、まったく失念はしてないのだろうが、どうなんだろと思ったものだった。この社説はさらに。

 指導書は「生きる希望と生命力は比例するといわれます。望みを捨てた時が、終わりの時です。どんなに絶望的な状況でも『生き抜こう』と思うことが、生還の第一歩です」とし、「もし数人で漂流した際は、団結です。仲間が多いほど知恵が生まれ、生還のチャンスが広がります」と仲間と励まし合えば恐怖を乗り越え、希望を持ち続けられることを強調している。

 そして生き抜く道が希望を失わないことと、仲間の存在というのは、サバイバルには縁遠い多くの人にもうなずきたくなる点である。

 そういう言葉を弄する状況でもないと思うが。

毎日社説 社説:金融の出口戦略 危機の教訓生かす時だ - 毎日jp(毎日新聞)

 今回の金融危機がなぜこれほどまで深刻化したのかをもう一度振り返ってみよう。

 とか暢気に言い出す局面でもないと思うが、まあ、毎日新聞社説としては王道の部類なのだろうか。

読売社説 貨物検査法案 海自の活用を排除するな : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 法案は、前内閣提出の法案と比べると、海上警備行動など自衛隊の関与を定める条項が削除されている。自衛隊の活用に慎重な社民党に配慮したものだ。
 政府は、必要があれば、自衛隊法を根拠に海自を出動させることは可能であり、運用上の問題は生じない、と説明している。
 しかし、海自活用の選択肢を排除するかのような対応は疑問である。これにより、非常時に海自を出動させる際の政府の判断に影響が出かねない。
 北朝鮮関連船舶が貨物検査に抵抗し、発砲する可能性もある。相手が重装備の場合、海保だけで対処できるだろうか。
 より困難な事態も想定し、備えておくのが安全保障の要諦(ようてい)だ。

 法案を葬るよりはましだったというだけかな。

朝日社説 関門海峡事故―海の難所を甘く見るな

 まどろこしいく歯切れの悪い社説になるのもしかたがないというところかな。

 海上保安庁の第7管区海上保安本部によると、管制などをする関門海峡海上交通センターにコンテナ船の前を航行する貨物船から、コンテナ船が接近したため「左を追い抜いて」と連絡が入った。センターはコンテナ船に貨物船の左側を追い越すよう助言し、貨物船には右に寄るよう伝えた。
 貨物船が助言に従い、減速すると、コンテナ船は追突寸前まで急接近し、左に急旋回した。センターは「くらま」に「異常に接近した船がいます。避けてください」と連絡したが、直後に衝突が起きた。「くらま」は乗組員全員が見張りなどにつく態勢だった。
 コンテナ船は向かい潮にかじを取られ、船体がほぼ横向きになった。このため、衝突せずとも航路脇に座礁した可能性が高い、と海保はみている。

 まあ、もっと簡単に言えそうでもあるが、背景や詳細のこともあるのだろう。

朝日社説 暫定税率廃止―間を置かずに環境税を

 鳩山内閣政権公約で掲げた子ども手当などの新政策の財源の不足が心配されていることからも、減税だけ進めれば赤字国債の増発にますます頼らざるをえなくなるからだ。
 暫定税率廃止で8千億円の税収を失う地方自治体からも、その穴埋め策として「地方環境税」を創設してはどうかとの提案が出ている。
 こうした状況を考慮すれば、暫定税率の廃止に合わせて間を置かず温暖化対策税を導入すべきではないか。
 新税の導入に時間がかかるなら、暫定税率の廃止を遅らせればいい。将来を見据えた見地からエネルギー環境税制を作り上げていく。何よりもそのことが求められる局面だ。

 それでいいとは思うが、ただの看板の付け替えで、自公政権とさして変わらないというか、所得再配分から増税になるセクターがかなり出てくると思う。

薄曇り

 鈍く深い心の疲労があるようでそこからオモテの疲労に浮かび上がっているようなやな感じがする。池田理代子が離婚していたというのを週刊新潮で読む。ちょっとショック。夢は。私の妻という人が、タレントらしい同級生と会合しに行くというので、いいよと答える。妻の顔は見えないのだが、ずい分大柄な人で、私はこういう人が私の奥さんなのかと不思議に思っている。その後、二人と渋谷の街で偶然合って合流し話を聞く。二人はよく似た感じのおばさんだなと思うが、その後、街で分かれていくとするすると二人は高校生になって行く。気が若いと体も若いものだなと自然にそれを思っている。日差しの道を歩いていると、田舎道に出る。まだ午前中じゃないかと空を見上げると、高校時代の友人二人が向こうを急ぎ足していて、やあ久しぶりと声を掛けると、それどころじゃないんだという。二人はすたすた野道を進むと、朝鮮陶磁器と書かれた大きな工房に至る。廃屋になって荒れている。友人たちは、倒産したんだよという。なにか関係あったのかと私が聞くとこれだからねと呆れている。君はxxxが倒産したのも知らないんじゃないのと言う。え、と驚く。手元のケータイで見ると、ホームページの上部にyyyが買収しましたサービスは平常通りに継続しますとある。世の中大変なことんなったと私は思いつつ。ああ、まだ朝飯も食ってなかったと思う。そのまま、朝飯も食ってないなという意識のまま朝、目がさめる。