今日の大手紙社説

 道路財源問題は見えない。というか、福田総理のキンタマ問題。私は彼は推すと思うけど、いろいろもめるだろう。民主党はたぶん意外と背景にすっこむのではないか。というようなことをちらちら各社説を読んで思ったが、雑感というくらい。社説も特にどうということはなし。
 日銀に触れたのは、読売、毎日、日経。日経がテクニカルに書かれているが読みづらい。読売はごくごく普通。毎日はご期待のかたにそういつもの展開。というところで朝日と産経が仲良く経済に弱い。というか、弱いはずもないのになぜなんだろうか。

日経社説 政策の機動性掲げた白川日銀

 白川方明総裁を議長とする政策委員会は、利上げを視野に入れた表現を削り、代わりに「機動的」な金融政策運営という言葉を採用した。日銀による英訳は「フレキシブル」であり、直訳すれば「柔軟」な政策運営となる。いざという際には利下げを排除しないという意味だろう。
 もっとも生鮮食品を除く消費者物価上昇率の見通しは、08年度が1.1%と前回の0.4%から大幅上方修正され、09年度も1.0%となった。現在の政策金利無担保コール翌日物金利)は年0.5%なので、物価上昇率を差し引いた実質金利はマイナスとなり、金融緩和の度合いは大きくなりつつある。金融面から景気の下支えを続けつつ、悪い物価上昇のリスクも念頭に置き、消費者のインフレ心理や企業の価格設定行動などに目配りすべきだろう。

 間違っていないけど、ちょっと腰が引けた感はあるかな。でも重要な点も書かれている。

毎日社説 社説:日銀リポート 金利正常化の旗を降ろすな - 毎日jp(毎日新聞)

 なんか毎日新聞が元気だとほっとするな。

 白川日銀がどのようなスタンスで金融政策にあたるのか、世界が注目している。確かに先が見通しにくい難しい時期ではあるが、金利正常化に向けて着実に歩を進めていると受け取られることは、新体制への信頼につながり、将来への安心感ももたらすだろう。

 ところがどっこい世界はまったくその逆を見ているのであった。

朝日社説 硫化水素自殺―ネット上でも防止策を : asahi.com:朝日新聞社説

 自殺しようと思いつめている人は、冷静な判断ができない状態になりがちだ。そんな時に、「1人で悩まなくていい」と声をかけられれば、踏みとどまるかもしれない。

 そのように朝日新聞も取り組んでみてはどうですか。といわれてもなんだかわからないというなら、産経新聞福島香織記者に学ぶとよいですよ。自殺問題とは関係ないといえばそうかもだけど、一人の記者がとてもよく見えて心強くさせられる。

朝日社説 ガソリン再可決―道路はいつまで聖域か : asahi.com:朝日新聞社説

 それでもなお、一度廃止された税金を復活させたいと言うなら、無駄遣いや利権構造にどう切り込み、道路予算をどれだけ減らす覚悟なのか、具体的に示さねばならなかったはずだ。

 それはそうだが、それほど現況において本質的なことでもないだろう。実際のところ地方の利権にまっこうから反対できるほど朝日新聞キンタマがあるわけでもない。

晴れ

 今日も暑くなりそうだが、明日は雨だろうか。沖縄のほうに前線が見える。先島はもう雨期だ。といっても本土の雨期とは違うのだが。
 体に疲労感はある。昨日の水泳もだが、そのあとちょっとしたお客さんに疲れた。
 夢は。同じ科学研究の日本支部に来ているフランスの青年カミュ君の家を私が訪問する。八王子の奥なのかボンネットバスを乗り継いで古い民家を尋ねる。そこでいろいろ話をする。カミュ君は、作家のカミュと同じ表記なのだが、私に本当は「セミュ」と言うのですと話をする。よくわからない。

しのびよる京麩

 ⇒China tries to calm fears over virus outbreak | World news | guardian.co.uk

The Chinese government has dispatched medical experts to eastern Anhui province in a bid to curb a rapidly spreading outbreak of an intestinal virus that has killed at least 20 children.
 
But officials sought to calm fears amid reports that almost 1,900 children have been taken ill with enterovirus 71, or EV71, which can cause hand, foot and mouth disease.