日経 春秋(11/30)
なんかシュールなコラム。
これはあれですかい、爺、恋いをせよとか。
日経社説 パート社員の適正な処遇を急げ
まあ、そうだ。
雇用者の4人に1人の割にまで膨らんだパートだが、賃金は正社員を100とすると男性52.5、女性69.0と低水準で、正社員への転換も容易でない。経済的な不安定さや教育訓練の乏しさが、少子化や働き手の質の低下につながる恐れもある。男女を問わず世帯主パートも目立つ今、働きに見合った形での処遇改善は重要な課題だ。
日本の雇用の1/4がパート、しかも女性が大半。
ただ、これに踏み込むと日経はへたれるに5万点。
産経社説 いじめ緊急提言 問題児童に奉仕は良い薬
わろた。
日本だとこういう社説にマジで反論する輩もいるのだろう。
ただ、ふと思い返すと、こういう発想こそ欧米的だったりする。
毎日社説 いじめ緊急提言 「犯罪だ」と徹底して教えよう
徹底して教えればさらに偽善というか偽悪というか嘘つきを徹底させることになるだけだと思うが。というか、教えてどうなるものでない。人間なんてものは、教育してよい人間を作ればよい社会ができるわけではない。特定のイデオロギーに諾々としていればよい人間というものでもない。そんなこたあ、ふつうの大人がわかっていることなのに、なぜかこんな社説が出てくる。
読売社説 [中国外交]「資源確保の思惑が露骨に見える」
別にどおってことない話を今日蒸し返しているのはなぜかよくわからん。
日本にとって問題は資源確保ではなく、市場があるかということだ。市場があれば、資源確保は不要になる(ま、そこまで言うと極言すぎるが)。こういう問題についても経済学者からあまり話を聞かないように思うな。気のせいか、経済学はいつのまにか金融政策だけになってしまったような印象もある。まあ、それはそうなんだろうが。放言するとそれもまた国家への依存の強さのように思う。話がそれてきたが、よくわからないのは、高度資本主義の状況では国民が可処分所得の大半を握るようになる。とすると、国民が持つ材をどうコントロールするかが国家側の戦略になるわけで、なるほどだから貨幣コントロールということかということになる。単的にいえば、貨幣コントロールの意図というか結果は事実上の一種の増税である。なにか根幹が間違っているように思うが、モデルやモデル上での学問として間違っているわけでもない。
国民が可処分所得をどのように蓄積するかというのが貨幣に依存しなければならないというか、それ以外は? 投資? ふと思ったのは、伝統社会においては、投資はまさに社会に還元され、それがその人の、可処分所得を蓄積する意図とバランスしていたのではないかと思う。人は死期が近くなればそうカネなんか持っていたってしかたない。自分をつつんでいた社会にどう寄与させるかという「政治」が必要になると思うのだが、それはどこから見えてくるのだろう。
読売社説 [研究費流用対策]「重くなる大学などの管理責任」
今更なんだが、ふと思い返して、こうした大学にくっついている小さな産業はどうなるのだろうか。潰れるのだろうな。
朝日社説 排ガス被害 国と業界も救済に動け
この話のディテールがわからないので、なんともだが、朝日は、石原都政あっぱれと明記すべきなんじゃないか?
しかし、こうした慢性病と環境の因子と政治の関係というのは、医師や研究者は沈黙するというか、一部の医師や研究者は語るというべきか。まあ、私なんぞはなんとも言えないな。ちと変だなとは思う。
余談だが、試してがってんとかいう番組で大腸ガンなんたらという話があったらしく、食物性繊維はあまり効果がないというのようなことを人づてで聞く。どんな番組がしらないが、オリゴ糖など水溶性食物繊維と腸内菌の話はあったか(これは大腸とは言い難い面があるにせよ)、乳製品が予防効果があるといいう話はあったかと、きいてみたが、なかったらしい。なんだかなぁ。
朝日社説 防衛「省」 改めて昇格に反対する
防衛庁は庁のままでよいのではないかと思うというか、現行日本国憲法の整合ならそのあたりだろうと思う。が、まあ、「省」に強く反対するというものでもない。どう違うのかよくわからないのだが、予算配分ということだろうか。
それはさておき、この朝日の社説はいただけない。
戦争が終わって60年が過ぎた昨年、詩人の長田弘さんはそのころ盛んに語られた「戦後60年」という表現に疑問を投げかけた。「不戦60年」と言うべきではないのか。
日本は1945年以降を戦後と呼ぶ。しかし、世界に戦争が終わったわけではなかった。そして日本だけは戦争に関わらなかったと言う。イタリアなどが平和維持のためにその国民が流した血などは顧みない。もちろん、そんな道理が通るわけもなく平和維持に関わるようになった。平和維持というが、戦争停止に関わるというべきで、平和であるとは戦争や虐殺を止めるべく努力をすることだ。それを戦後日本はどれだけしただろうか。
今朝もムネオに呼びかけるシリーズその2
郵政民営化法案に反対し、今回復党届けを出した人の記者会見が朝の民放局で流れていた。その中で堀内光雄代議士、山口俊一代議士は「郵政民営化には反対でなく、法案に反対だった」と釈明している。その後テレビは、昨年選挙中の演説を流し、郵政民営化に反対するとはっきり言っている。このテレビを見た有権者、国民は、どう思うだろうか。「政治家はこうも変わり身が早いのか」「みっともなく、潔くない」「この程度の議員かと思うと情けない」と言った声が寄せられる。私も政治家のあるべき姿をふと考える時、正直に国益優先で動くと抵抗勢力と言われて排除され、要領よく八方美人で行くと生きていけるのかと思うと、なんとなくむなしい気持ちになる。
堀内光雄は偉いと思うよ。まあ、難しい問題だ。
歳を取っても股をくぐらなければならないことがある。
ジャワスクリプト
⇒ジャワスクリプト : JavaScript - Wikipedia
JavaScript(ジャバスクリプト、ジャワスクリプト)はインタプリタ方式のスクリプト言語である。主にWebブラウザ上で動作し、HTMLの動的書き換えや入力フォームの自動補完など、Webページの使用感向上を目的として使用される。
私も困っていたりする
先生のエントリを読んで⇒日経「おじさんは怒っているぞ」コラム:「ケーチュー(携帯中毒)注意」‥‥驚いた!
東京に戻ってきたときは歩道の自転車がとても怖かったが最近は慣れた。
ところが、最近、携帯見ながらふらふら歩道にやってくる自転車がけっこうある。女性の比率が高い。やめてほしい。
グレート・ギャツビーでふと思い出す
きっかけ⇒asahi.com: 村上春樹さん『グレート・ギャツビー』を新訳?-?ひと・流行・話題?-?BOOK
そういえば、「ジャイアンツ」がよかった。
ジャイアンツ コレクターズ・エディション: DVD: エリザベス・テーラー,ジョージ・スティーブンス,ロック・ハドソン,ジェームス・ディーン,デニス・ホッパー,サル・ミネオ |
金と名誉を手に入れながらも愛に飢える男ジェット、かたやジェットに追い抜かれながらも妻から「真の英雄」と最後に讃えられるビック。およそ30年にわたるふたりの男とひとりの女の関係性をとおして、人間の真の誇りと栄光が巧まずして描出される。人種差別や偏見といった部分も隠さず描かれ、単なるアメリカ礼讚に終わってないところもすばらしい。
ジェームス・ディーンのかっこ悪さが最高にかっこいい作品、っていうか、泣けた。
今見たら、号泣してしまうかもしれない。
こういう作品は、「水戸家」とか言えない。好みもあるだろうし。
仕事にすぐ取りかかるための10カ条
- このエントリを読むのをやめてすぐ取りかかる
- さあやろうとか思うまえにすぐ取りかかる
- なんとなく気分が乗らないなとか言わずすぐ取りかかる
- コーヒーを飲む前にすぐ取りかかる
- ケータイをマナーモードにしてすぐ取りかかる
- メールを見る前にすぐ取りかかる
- この仕事いつごろ終わるだろうかと考えずにすぐ取りかかる
- そういえばコンドーム切らしていたっけとか悩まずにすぐ取りかかる
- はてぶを見る前にすぐ取りかかる
- ululunさんの言っていることも一理あるなとか考える前にすぐ取りかかる
voidさんのおもひで
独特の言語運用を一部ユーザに非難されたあげく、mixiを強制退会させられ、また復活を繰り返しているKusakabe氏だが、わたしにとっては
ヘミ猫シグニチャの作者にしてascii/ryoriでの知人void氏
である。 正直、苦手だ。
わたしはvoid氏とは会ったことはないし、会いたいとも思わない。家人は会ったことがあるそうな。void氏に実際に会ったことのある人たちは、みなおしなべて
好青年ちょっと男前
という感想を述べる。ネット上のvoid氏がそのまま現実世界に棲息しているわけではない。
私は会ったことがある。「好青年ちょっと男前」は本当であるというか、かなりかっこいい。
アスキーのtestボードでぶいぶいしていたvoidさんではないらしい。あのvoidさんは何処へ? で、this.voidさんは、fjでぶいぶいされていたが、fjというのはあいいうところなんで、まあ、あんなもんでしょ。
ネットでのイメージに反して、実際のvoidさんは腰が低いというかむしろシャイな印象を受ける。社会人としてもきちんとしている印象を受けた。さすが学習院。講習会の講師としても優秀で初心者のつまづきがわからない人ではない。
ascii/ryori ワインの試飲事件 ハンドキャリーのワインは本当に味が不変か をascii/ryoriの面々で試飲する
という故事があって、以来わたしはvoid氏の味覚については、かなり疑問を持っている。いつ頃だったかな?。
味覚については、たとえば私の味覚なんぞも嘘でしょとか思う人は多いだろうと思うので、他者の味覚についてさしてどうともいえないのだが、私もvoidさんのワイン趣味はちょっと違うかなと思ったことがある。もちろん知識はさすがなもので山本博の本でも暗記してんのかなと思った。
山本博フランスワインガイド―2100シャトー・ドメーヌ・醸造元総覧: 山本 博 |
ワインが語るフランスの歴史: 山本 博 |
これとか⇒Amazon.co.jp: 岩波新書「ワインの常識」と非常識: 本: 山本 博
うまく言えないのだが、ワインというのは、ダメな飲み方というのもある。ある種のダメを見ないとワインがわからないというか。知識にもそういうところがある。voidさんはダメじゃない人なんだなと思う。
voidさんには、きちんと実際の彼を受けれいる人がいる。まあ、そういうタイプの人だ。人徳だろう。